ルフトハンザドイツ航空は、同社パイロットが所属する労働組合「コックピット連合(VC)」と賃金協定に関し、仲裁人による手続きを取ることで合意したと発表しました。両者は2017年1月末までに、仲裁による最終合意を目指すことで一致しました。
これまでの期間、賃金協定に関して平和を維持することも合意に達し、ストライキなどは行われません。両者は仲裁手続きを円滑、かつ効率的に進めるため、仲裁人の特定に関ついてはコメントしていません。
また、団体協約に関する交渉は過去数カ月間にわたり続けられてきましたが、妥結に向けて互いに歩み寄ることはできず、今回の合意は持続的な解決策を目指すものです。
ルフトハンザ・グループの人事・法務担当は「過去数カ月間にわたって徹底的な協議を実施してきました。この交渉の機会は、労使双方に将来の見通しをもたらす解決策を見いだすことができる唯一の場」とコメントしています。