チャンギ国際空港、5,000万ドルをかけた技術開発で経済開発庁と提携

チャンギ国際空港、5,000万ドルをかけた技術開発で経済開発庁と提携

シンガポール・チャンギ国際空港は2017年1月5日(木)、シンガポール経済開発庁(EBD)と提携し、今後5年をかけ、新たな技術的解決策を開発、実践する「Changi Airport Living Lab Programme」を開始したと発表しました。

5,000万シンガポールドルを予算としたプログラムで、少ない人材資源を最大限に活用し、生産性を高める自動化、ロボット技術、データ分析とモノのインターネット(Internet of Things)技術、非破壊検査が可能な保安検査技術、インターネットの新技術を活用したスマートな設備管理などの分野で、技術革新、導入が期待できるとしています。

チャンギ国際空港はすでに試験を開始しており、空港の広大な床を自動で掃除してくれる試作ロボットの導入や、利用者により良い移動のアドバイスができるよう、タクシー乗り場に並ぶ人数をセンサーで認識、待ち時間を推測する技術や、タクシー運転手に需要がどの程度あるかを伝えるなどの分析技術が導入されています。

なお、詳しくは、チャンギ国際空港のウェブサイトを参照ください。

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