ヴォルガ・ドニエプル・グループは2017年1月12日、ドイツのDBシェンカーの依頼でオーストラリア・パースからイタリア・ミラノへボールバルブを輸送したと明らかにしました。定期便とチャーター便を組み合わせた輸送で、コストを抑えながら、顧客のタイムスケジュールにあうソリューションを提供したものです。
パースでバルブが木箱に梱包され、ヴォルガ・ドニエプル航空のIL-76TD-90VD貨物機に搭載され、チャーター便でシンガポールへ飛行しました。その後、シンガポールでエアブリッジ・カーゴのミラノ行き定期便、747に積み替え、ミラノからは最終目的地へ陸送しました。
迅速な輸送に加え、積み込み、荷降ろしの手順の数を減らし、積荷のバルブの安全性と完全性を確保するソリューションも求められ、アジア太平洋地域に展開しているヴォルガ・ドニエプル航空のIL-76TD-90VDを使用することで、顧客のニーズを満たし、航空機を最大限に効率的に運用することが可能になりました。
ヴォルガ・ドニエプル・グループでは、チャーター便と定期便を組み合わせた「Cargo Supermarket」サービスのニーズは高く、顧客の迅速さへの要求とコスト効率の高いソリューションとして引き続き提案して行くとしています。