マレーシアを拠点とする長距離格安航空会社(LCC)のエアアジア・エックスは、2017年1月24日(火)、アメリカへの就航許可をアメリカ連邦航空局(FAA)から得たと発表しました。同社は2015年にアメリカ運輸省へ提出した「OST-2015-0074」の申請では、クアラルンプールから関西国際空港を経由し、ホノルル就航を計画していました。
FAAからの認可は、アジアの格安航空会社(LCC)の中では初めてとなり、エアアジア・エックスはハワイを含め、いくつかの州への就航を検討していると発表しています。
エアアジア・エックスは現在の就航地のアジア、大洋州、中東に加え、アジア太平洋地域を広く見渡し、新たな市場を開拓できると期待感を表しています。また、これとあわせ運休しているロンドン線の再開にも意欲をみせており、新機材の導入でヨーロッパ、アメリカ路線の拡大が本格化する可能性があります。