関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の運営を行う関西エアポートは、2017年1月25日(水)、2016年12月の運営概況の速報値を発表しました。これによると、2016年12月は、関西国際空港で、航空機の総発着回数、航空旅客数、貨物量がいずれも前年と比べ増加したほか、伊丹空港でも旅客数が前年と比較して6%増加しました。
12月の関西国際空港の国際線は、発着回数が11,017回と前年から6%増加、利用者数は1,555,278人で10%の増加でした。一方、国内線は発着回数が3,907回と前年から2%減少、旅客数も506,568人で1%減少しています。伊丹空港は、旅客数が6%増加したものの、発着回数と貨物量は前年と比べ減少に転じました。
なお、12月の速報値により明らかになった、2016年の関西国際空港の総発着回数は、177,109回で、前年から8%の増加でした。旅客数は25,232,279人で9%増、貨物取扱量は729,085トンで1%の増加でした。
伊丹空港の2016年の総発着回数は139,182回で、前年と比べ1%未満の微減、旅客数は14,923,678人で3%の増加、貨物取扱量133,962トンで2%の増加でした。