全日空(ANA)は国連世界観光機関(UNWTO)が主催する「2017 International Year of Sustainable Tourism For Development(2017 開発のための持続可能な観光の国際年)」のオフィシャルエアラインスポンサーに指名されました。ANAはアジアで唯一、UNWTO賛助会員となっている航空会社で、オフィシャルスポンサーを務める唯一の航空会社でもあります。
ANAは、雇用拡大や貧困の撲滅、資源の有効活用、環境保護など多岐にわたる問題を観光を通じて解決を目指すUNWTOの考えに賛同し、2016年に賛助会員として加盟しました。ANAグループのANA総合研究所では、地域資源である「食」「文化・歴史」「自然」をウォーキングしながら楽しみ、温泉に入ることで心身ともに健康を目指す「温泉ガストロノミー・ウォークキング」などを推進するなど、「観光を通じて様々な問題解決を図る」ことを目指しています。
ANAは、今後もUNWTOと協力しながら、最新の観光トレンドの把握やネットワーキングを通じ、日本の多様な魅力の対外発信に積極的に取り組み、観光を軸とした世界各地の地域の発展、活性化に貢献していく方針です。