関空、2017夏は過去最高の週1,260便 LCCは国際線3分の1、国内は半分に

関空、2017夏は過去最高の週1,260便 LCCは国際線3分の1、国内は半分に

関西エアポートは2017年3月23日(木)、関西空港の国際線定期便の2017年夏スケジュールについて、7月のピーク時点で過去最高の週1,260便を見込んでいると発表しました。アジア方面が引き続き好調で、過去最高の便数を牽引する要因となっています。

便数は、2016年夏スケジュールに比べ週19便増、2016/17年冬スケジュールに比べ週12便増となります。国際旅客便は週1,126便で過去最高、国際貨物便数は週134便で夏スケジュールでは過去9番目の便数です。

格安航空会社(LCC)の便数も増加しており、国際線の格安航空会社(LCC)の便数は週378便で、国際旅客便のうち3分の1を占める規模、国内旅客便のLCCは1日41便で全体の半分以上がLCCとなります。

国際線の長距離路線は、バンクーバー線が週7便のデイリー運航と前年同期の週6便から増便されるほか、フランクフルト線、アムステルダム線、ヘルシンキ線がいずれも冬から夏への変更でデイリー運航、ホノルル線も増便で週35便となります。新規就航は、エアアジア・エックスがLCCで初めてホノルル線を週4便、ロシアのS7航空がウラジオストク線を週2便で就航します。

短距離路線は、トランスアジア航空とVエアの運休による週21便の台湾路線の減便があるものの、全体として増便、中国路線は週449便と2016年夏から14便増、韓国路線は週284便と2016夏から29便増となる見込みです。

国内線ではバニラエアが、3月26日(日)から奄美線を就航し、国内線ネットワークが充実します。

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