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大韓航空とデルタ航空が提携
デルタ航空と大韓航空は2017年3月29日(水)、長年の提携関係の強化に合意し、共同事業を実施する覚書に調印しました。共同事業により、両社による包括的な路線網とプロダクト、空港施設、シームレスな旅行体験を提供します。これにより、デルタ航空と大韓航空は太平洋横断路線網を拡張し、アメリカ/アジア間で多くの選択肢を提供し、市場競争を促進します。
共同事業では、太平洋路線を統合した共同事業を展開し、対象便の売り上げとコストを共有し、シームレスな乗り継ぎを実現するフライトスケジュールの調整をはじめ、両社が運航するアメリカ大陸290都市以上、アジア80都市以上を網羅する路線網を旅客に提供します。このほか、マイレージプログラムの特典を拡大し、デルタ航空の「スカイマイル」と大韓航空の「スカイパス」でマイルの相互獲得、利用を可能にします。
共同事業の最終合意に調印後は、コードシェア便の拡大、マイレージプログラム、太平洋路線市場の連携強化などに加え、乗り継ぎや手荷物の輸送をシームレスに行うための主要ハブ空港での施設の共有などでの協業を開始する計画です。
デルタ航空はアトランタ/ソウル・仁川線の新路線に就航する予定で、すでに運航する大韓航空の同路線を補完するほか、大韓航空は仁川/ロサンゼルス線で1日3便体制に増便するほか、仁川/サンフランシスコ線で1日2便に増便し、アメリカ路線を強化します。