アンダーセン空軍基地で発生したB-52Hの事故、バードストライクが要因

アンダーセン空軍基地で発生したB-52Hの事故、バードストライクが要因

ニュース画像 1枚目:B-52H、イメージ
© U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Jason Robertson
B-52H、イメージ

アメリカ空軍は2017年4月19日(水)、2016年5月にグアムのアンダーセン空軍基地で発生したB-52Hストラトフォートレスの事故報告を発表しました。この事故は、ノースダコタ州マイノット空軍基地所属機で、太平洋地域での爆撃機による警戒監視任務のため前方展開しており、事故当時は通常訓練のため離陸するところでした。この事故による損害額は1億1,200万ドルでした。

事故調査委員会は、墜落原因について、パイロットが鳥が飛んでいる様子を視認、安全に飛行するために必要な推力が無いと認識し、離陸中断の手続きを行っていました。ただし、ドラグシュートの展開を行わなかったこと、離陸滑走時のBrake-Energy Limitを超えていたことが事故につながったとしています。

この事故では、乗務していた7名のうち、1名が軽傷を負ったものの全員無事で、空軍施設や民間施設に被害は発生していません。

この記事に関連するニュース
メニューを開く