関空、2016年度も航空旅客数で過去最高を更新 外国人旅客が好調で

関空、2016年度も航空旅客数で過去最高を更新 外国人旅客が好調で

関西エアポートは2017年4月25日(火)、関西国際空港の2017年3月の利用状況を発表しました。3月の旅客数は前年比108%の236万3,005人、航空機発着回数は104%の15,422回でした。これにより、2016年度の航空旅客数は2014年から3年連続で2,000万人を突破、過去最高を記録した2015年度の2,406万63人を上回り、速報値ベースで前年度比107%の2,571万4,267人となりました。2,500万人台の記録は、開港以来初めてとなります。

好調の要因は、国際線の外国人旅客が前年度比113%の1,241万8,091人と増加が継続しており、通過旅客も123%の21万5,404人、日本人旅客も107%の651万990人となり、国際線の旅客数は111%の1,914万4,485人と過去最高を更新しました。国内線旅客は発着回数の減少と供給減に伴い、97%の656万9,782人となっています。

発着回数は105%の178,451回で、このうち国際線が109%の129,961回、国際線旅客便が110%の114,441回となっています。国際貨物も底堅く、100%の13,656回と、前年から発着回数が2回増でした。一方、国内線は97%の48,490回で、このうち旅客便が97%の45,869回、貨物便は109%の1085回です。

なお、2016年度の年度ベースでの過去最高の項目は、総旅客数、国際線旅客数、外国人旅客数、総発着回数、国際線発着回数でした。

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