エア・セルビア、A319とA320の10機にスリム型のレカロシート装着へ

エア・セルビア、A319とA320の10機にスリム型のレカロシート装着へ

ニュース画像 1枚目:エア・セルビア 新シート装着機の機内
© Air Serbia
エア・セルビア 新シート装着機の機内

エア・セルビアは2017年5月15日(月)、同社保有のエアバス機にレカロのスリムシート、「BL3520」の装着を開始したと発表しました。今後、同社はA319、A320の計10機にレカロシートを搭載し、ヨーロッパ路線で運航します。

このスリムシートは軽量化され、スペースが小さく設計されており、旅客は自席の空間がより広く感じ、快適性が高まるほか、エア・セルビアは装着する座席数を追加できます。この機内改修で、A319は現在の128席から144席、A320は155席から174席に増加し、ナロウボディ機の供給座席数は全体で12%増加します。

ビジネス、エコノミーともに新シートを装備した1機目は、A319の機体記号(レジ)「YU-APJ」です。エア・セルビアは、新シートは旧シートよりおよぼ2.6キログラム軽く、A320とA319で重量を3,500キログラム以上の削減につながり、消費燃料の削減とあわせ、温暖化ガスの排出量を削減できるとし、同時に航空券の単価を下げ、収益の増加につながり、さらに夏のピーク時の旅行需要にも対応できるメリットを説明しています。

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