PACAF F-16デモチーム、防府航空祭の3万人の観衆を沸かす

PACAF F-16デモチーム、防府航空祭の3万人の観衆を沸かす

ニュース画像 1枚目:F-16デモンストレーションチーム、岩国基地からリモートで航空祭に参加
© USAF
F-16デモンストレーションチーム、岩国基地からリモートで航空祭に参加

アメリカ空軍第35戦闘航空団(35FW)の太平洋空軍(PACAF) F-16デモンストレーションチームは、2017年5月21日(日)、防府北基地で開催された航空祭で約3万人の観衆にF-16ファイティング・ファルコンの機動性を展示、大いに沸かすことが出来たとコメントしています。F-16は15分間の展示飛行の時間に14回のマニューバーを披露し、その制動、旋回性能などを披露し、岩国基地に戻りました。

また、PACAFデモチームのメンバーは防府北基地で実際に観衆とコミュニケーションを持ち、特に子供たちと接し、その笑顔を通じて防衛協力だけでなく、日米関係をより深い文化的なつながりとすることに貢献しているとも紹介しています。同チームは、パイロット1名、ナレータ2名、安全観察員1名、監督者3名、整備担当のクルー・チーフ3名、スペシャリスト4名で構成しています。

現在、チームは本拠の三沢基地が滑走路改修工事に伴い閉鎖されていることから、一時的に岩国基地を含めて展開しており、デモチームはその運用の柔軟性も示しています。さらにデモチームは、エアショーは主要な活動ではなく、35FWと共に展開、あるいはその支援を行うことで、即応体制が整えられています。なお、次回のPACAF F-16デモチームは、千歳基地航空祭で展示飛行を予定しています。

※一部表記を修正、改めて公開しています。

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