BAEシステムズ、ワートン施設でアドバンスド・ホーク試験機を初飛行

BAEシステムズ、ワートン施設でアドバンスド・ホーク試験機を初飛行

ニュース画像 1枚目:アドバンスド・ホーク
© BAE Systems
アドバンスド・ホーク

BAEシステムズは2017年6月7日(水)、アドバンスド・ホーク試験機の開発状況をアップデート、初飛行を実施したと発表しました。同社のワートン施設で飛行したもので、アドバンスド・ホークは新タイプのパイロット・ディスプレイ、主翼の再設計、防御支援機能を備えており、次世代高速ジェット訓練機として各種要件を満たすものにアップグレードされています。

既存のホークは世界で最も成功を収めるジェット訓練機の1つで、これをベースにアドバンスド・ホークが開発が進められ、BAEシステムズのLiteHUD(ロープロファイル・ヘッドアップディスプレイ)が装着されているほか、旋回速度、迎角、離着陸ともにパフォーマンス向上をめざした主翼が採用されています。

この試験機は今後、新たな能力強化につながるテストデータを収集する一連のテスト飛行を行う予定です。BAEシステムズでは、アドバンスド・ホークの新機能で、高速ジェット・パイロットの訓練のニーズ、要件を確実に満たしていく開発を進める方針です。

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