陸上自衛隊、航空機も使用する「ビッグレスキューあづま2017」を実施へ

陸上自衛隊、航空機も使用する「ビッグレスキューあづま2017」を実施へ

陸上自衛隊は2017年6月9日(金)、東部方面隊災害対処演習「ビッグレスキューあづま2017」の実施概要を発表しました。「ビッグレスキューあづま」は、アメリカとオーストラリアとの共同訓練を含む東部方面隊災害対処演習で、自治体、防災関係機関などと協力し、南海トラフ沖地震対処計画の実効性を検証し、方面隊の災害対処能力の向上を図ります。

訓練期間は6月12日(月)と、6月20日(火)から6月26日(月)まで、東部方面区とその周辺海・空域で実施、このうち日米合同委員会で合意している横浜ノースドック、沼津海浜訓練場を日米共同使用します。参加部隊は、東部方面隊を基幹とする陸上自衛隊の人員2,000名と車両約250両、航空機7機、アメリカ軍からは在日アメリカ陸軍の人員約40名、艦艇1隻、車両4両、オーストラリア軍からはオブザーバー参加として人員3名となります。

訓練は、南海トラフ沖地震とこれに伴う大規模津波の発生を想定し、訓練は指揮所訓練と実動訓練に区分して実施し、発災当初から人命救助段階までの行動を図上で実施するほか、実動訓練では即時救援活動、民生支援を実施します。詳しくは、陸上自衛隊のウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/06/12 〜 2017/06/26
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