日本航空(JAL)は2012年4月1日から5月31日発券分の燃油サーチャージ額を決定、3月までの発券分から中国で未認可分を除き全方面で値下げします。シンガポールケロシン市況の価格帯を現在の燃油サーチャージ額の適用表に当てはめると価格改定はありませんが、円高の影響を考慮して適用額の表を変更して、実質的に値下げが実現しました。
このところ、旅客の燃油サーチャージ額は変動なく続いてきましたが、円高効果が燃油サーチャージ額に反映され、少しは海外へのフライトの負担が減ることになります。
なお、方面別の燃油サーチャージ額は以下のとおりです。
方面 | 2012年3月末まで(現基準) | 4月・5月(新基準) |
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韓国 | 2,500円 | 2,200円 |
中国 | 4,500円 (7,000円申請未認可) | 6,000円 |
台湾・香港 | 7,000円 | 6,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 8,000円 | 7,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 13,000円 | 11,500円 |
インドネシア・インド・ハワイ | 16,000円 | 15,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 25,000円 | 23,500円 |