三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2017年6月15日(木)、H-IIAロケット35号機で準天頂衛星の「みちびき3号機」を2017年8月11日(金)14時頃から23時頃に打上げる予定と発表しました。打上げ場所は、種子島宇宙センターの大型ロケット発射場で、予備期間として8月12日(土)から9月30日(土)が設定されています。
打上げ約1分48秒後に固体ロケットブースタの燃焼を終了、約2分6秒後、約2分9秒後に分離します。衛星フェアリングは約3分45秒後に分離、第1段主エンジンの燃焼を停止は約6分38秒後、第1段の分離は約6分46秒後です。第2段エンジンの燃焼が開始後の約11分23秒後に燃焼を停止し、慣性飛行、エンジンの再燃焼と停止を経て、約28分40秒後に「みちびき3号機」を分離する計画です。
「みちびき」は2017年度中に4号機まで打ち上げ予定となっており、2018年に運用開始し、現在の全地球測位システム(GPS)を補い、精度の高い位置情報の提供をめざしています。