九州北部の大雨対応、西部方面航空隊や消防庁の応援ヘリが救出活動

九州北部の大雨対応、西部方面航空隊や消防庁の応援ヘリが救出活動

防衛省は2017年7月6日(木)、九州北部での大雨に伴い、人命救助などの任務で災害派遣を実施しています。目達原駐屯地の西部方面航空隊からUH-1映像伝送機2機を含めた計3機、UH-60が3機、第4飛行隊のOH-6が1機、計7機が投入され、大分、福岡県の災害現場で対応しています。

また、消防庁によると、広域応援を要請していた各地の緊急消防援助隊が出動しています。福岡県では大阪市消防ヘリが、傷病者1名をピックアップし救急搬送するなどしていますが、午前中は兵庫県消防ヘリと香川県消防ヘリが北九州空港へ到着、岡山県消防ヘリが福岡空港へ参集、待機しており天候次第で対応する状態です。

大分県では高知県消防ヘリが日田市上空で情報収集活動を実施したほか、山口県消防ヘリが日田市で2名を救出、愛媛県消防ヘリが大分県央飛行場に到着し、日田市で孤立したデイサービスセンターの情報収集活動を実施しています。また、長崎、熊本県の消防ヘリも天候状態で活動を実施する体制となっています。

このほか自衛隊、消防ともに地上部隊も投入し、災害現場で対応にあたっています。

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