旅行会社のエイチ・アイ・エス(HIS)は、2017年7月15日(土)から9月30日(土)までの夏休み期間における旅行動向を発表しました。
これによると、海外旅行先の人気ランキングは1位が不動のハワイ、2位がソウル、3位がグアム、4位が台北、5位がバンコクと、順位に大きな変動はありません。ハワイは、日本航空(JAL)による成田線増便、エアアジア・エックスによる関空線の格安航空会社(LCC)新規就航、デルタ航空による福岡線の増便などにより、前年を上回る予約数となっています。
昨年からの伸び率ランキングでは、東欧・北欧への関心が高まっており、豊かな自然と歴史的街並みが残り、物価も西欧に比べお得感があるスロベニアが前年比361%で1位となり、続いて、リスボンが2位、また2月から全日空(ANA)が就航したメキシコシティが3位、4位、5位にはイエローナイフ、ロバニエミと、オーロラ鑑賞ができる地域がランクインしています。なお、アジアでは成田線にLCCが新規就航したバリ島、福岡線に増便された香港が二桁の成長を記録しています。
国内旅行の人気旅行先は、昨年同様1位が沖縄、2位が北海道、3位が九州、4位が中国・四国となっており、北海道では今年50周年を迎える「旭山動物園」をバスで巡る現地添乗員付きコースの全日程催行が決まるなど好調さが伺えます。また猛暑が予想されることから、日帰りバスツアーでは、清涼感のある夏ならではの絶景ツアーをはじめ、ひまわり畑や収穫体験、旬のグルメ食べ放題などのツアーに人気が集まっています。詳しくは、HISのウェブサイトを参照ください。