エアバスは2017年8月15日(火)、アメリカ・モービル工場で初めてとなるA320の最終組立を完了、初飛行を成功裡に終えたと発表しました。初飛行はAIB724A便としておよそ4時間にわたり、飛行中にはシステム、エンジン、構造部の各種性能が確認されました。
エアバスのモービル工場は、A320ファミリーのうちA319、A320、A321の3機種製造に対応しており、これまでに36機が納入済みです。この工場は2015年7月に操業を開始し、これまでA321の製造を手がけています。
なお、モービル工場で製造された初のA320は、製造番号が「7724」で、アメリカの格安航空会社(LCC)スピリット航空に機体記号(レジ)「N650NK」として納入される予定で、エンジンはインターナショナル・エアロ・エンジンズのV2500が搭載されています。