ロッキード・マーティンは2012年2月15日、シンガポール・エアショーで、ファイティング・ファルコンシリーズの最新型「F-16V」を発表しました。
F-16Vには、新しいAESA(Active Electronically Scanned Array)レーダーとミッションコンピュータ、コクピットが装備されるとしています。
F-16E/F(Block 60/62)との違いがよくわかりませんが、ロッキード・マーティンではF-16Vは初期型のF-16をアップグレード可能としていますから、開発が遅れているF-35のつなぎと考えているのかもしれません。F-22やF-35といった第5世代機との相互運用性にも優れているとしています。
ちなみにF-16Vの「V」は、F-16のニックネーム「Viper(バイパー)」の「まむし」から採用したそうです。