統合幕僚監部は2017年8月24日(木)、中国のH-6爆撃機6機が、沖縄本島と宮古島の間を通過、太平洋に出た後、方向を北に変え、沖縄から九州、四国、紀伊半島沖まで飛行したと発表しました。この飛行に伴う領空侵犯はなく、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応にあたりました。
中国軍機が紀伊半島沖まで進出する飛行を確認したのはこれが初めてと見られます。このH-6爆撃機は、紀伊半島沖で進路を変更し、同じルートを辿り、沖縄本島と宮古島の間を抜けて中国本土へ戻りました。公開されている画像によると、H-6爆撃機は「20113」と記されています。