デルタ航空は国際線にプレミアムエコノミーとなる「エコノミーコンフォート」を2011年夏から、長距離路線に順次導入する。デルタ航空の従来のエコノミークラスシートと比較すると4インチ、約10センチ以上、膝周りが広くなり、リクライニングもシートを傾けられるようになる(写真はコチラ)。また、このシートの利用者はビール、ワインなどのアルコールが無料になる。
このシートはボーイング747型をはじめ、757型、767型、777型、A330型の約160機に装着する。路線はアメリカとヨーロッパ、日本を含むアジア、アフリカ、オーストラリア、中東、南米路線。
なお、このシートの利用を希望する場合、エコノミークラス料金に追加となり片道あたり80米ドルから160米ドル。デルタのウェブサイト、または空港のチェックインカウンターで購入できる。開始は5月ごろの予定。また、スカイマイルのダイアモンド、プラチナメダリオン会員は条件次第で無料利用ができる。ゴールド、シルバーでも25％から50％割引で利用ができる。