防衛省は2017年9月1日(金)、空母「ロナルド・レーガン(CVN-76)」の艦載機、第5空母航空団(CVW-5)が着陸訓練を厚木飛行場で実施する予定と神奈川県など自治体に通知しています。在日米軍司令部からの連絡を受け、公表したものです。
訓練機種は、CVW-5の固定翼機全機種で、F/A-18E/Fスーパーホーネット、EA-18Gグラウラー、E-2Dアドバンスドホークアイ、C-2Aグレイハウンドです。訓練期間は9月1日(金)から9月6日(水)までの日中で、9月3日(日)は実施しません。
アメリカ側は、今回の訓練は台風15号の影響から洋上での訓練ができないことによるやむを得ない対応であること、緊急に行うが決定したことから直前の情報提供との説明が加えられていると防衛省は明らかにしています。防衛省は、厚木飛行場周辺住民への騒音の影響が最小限となるよう配慮、さらに艦載機の着陸訓練は硫黄島で実施することをアメリカ側に申し入れるとしています。なお、訓練期間中は、天候や航空機の整備などの事情から変更される可能性もあります。
■CVW-5所属の固定翼機と飛行隊 ・第27戦闘攻撃飛行隊(VFA-27)ロイヤルメイセス F/A-18E ・第102戦闘攻撃飛行隊(VFA-102)ダイヤモンドバックス F/A-18F ・第115戦闘攻撃飛行隊(VFA-115)イーグルス F/A-18E ・第125早期警戒飛行隊(VAW-125)タイガーテイルズ E-2D ・第141電子攻撃飛行隊(VAQ-141)シャドウホークス EA-18G ・第195戦闘攻撃飛行隊(VFA-195)ダムバスターズ F/A-18E ・第30艦隊支援飛行隊(VRC-30)プロバイダーズ 第5分遣隊 C-2