エアバス財団、ハリケーン「イルマ」対応でA350 XWB試験機で支援

エアバス財団、ハリケーン「イルマ」対応でA350 XWB試験機で支援

ニュース画像 1枚目:A350-900の「F-WWCF」
© AIRBUS S.A.S.
A350-900の「F-WWCF」

エアバス財団とフランス赤十字は2017年9月13日(水)、A350 XWB試験機でフランスから84名の医療関係者が搭乗、30トンの緊急用品を搭載し、ハリケーン「イルマ」の対応として、グアドループのポワンタピートル・ルレゼ国際空港に飛行しました。救援物資として、発電機、衛生機器、ソーラーランプ、ベッド、蚊帳などを輸送しました。

エアバス財団は、ハリケーン・イルマの影響を受けた地域に迅速な支援を提供することは、微力であるものの可能なことと説明、今回の輸送を支援した物流サポートなど、協力企業への謝辞を示しています。

この輸送には、A350-900の機体記号(レジ)「F-WWCF」を使い、9月13日の朝にトゥールーズからパリ・シャルル・ド・ゴールに向かい、ここで30トンを搭載し、フランス赤十字社から84名の医療関係者が搭乗しました。ポワンタピートルからは、避難者のおよそ200名を乗せ、パリに戻りました。

ハリケーン「イルマ」への対応では、ドイツ、イギリス、フランスの政府がA400Mを派遣し、緊急物資や人員を輸送し、物流などの支援が行われています。

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