川崎重工、徳島県にBK117C-2消防防災ヘリを納入 年度内に就航

川崎重工、徳島県にBK117C-2消防防災ヘリを納入 年度内に就航

ニュース画像 1枚目:徳島県消防防災航空隊のBK117 C-2
© 川崎重工
徳島県消防防災航空隊のBK117 C-2

川崎重工は2017年9月28日(木)、徳島県にBK117C-2消防防災ヘリコプターを納入したと発表しました。C-2の消防・防災ヘリコプターは16機目の納入で、徳島県消防防災航空隊は既存の川崎式BK117C-1ヘリコプターの「JA109R」を更新します。

納入された機体は「JA109A」で、2017年2月3日(金)付けで登録されており、2017年度中に就航する予定です。自動操縦装置、ホイスト装置、カーゴ・フック、PS地図表示装置、消火タンク、ヘリコプター直接衛星通信システム「ヘリサット」などが装備されています。

BK117は、川崎重工と旧メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム、現在のエアバス・ヘリコプターズが共同開発し、国産ヘリコプターとして初めて型式証明を取得した中型の多用途双発機です。機体後部に大きな観音開きドアを備え、担架などの資機材の搬出入が容易なほか、広いキャビンスペース、コンパクトなボディ、機動性の良さなどが高く、消防・防災用、救急医療用、物資・人員輸送用、警察用および報道用などで使用されています。

BK117は2017年に共同開発開始から40周年を迎え、1983年の初号機納入から2017年9月28日現在で177機、エアバス・ヘリコプターズの納入分を合わせると世界で1,400機超が納入されています。

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