駆逐艦フィッツジェラルド、アメリカで本格修理へ 重量物運搬船に積込み

駆逐艦フィッツジェラルド、アメリカで本格修理へ 重量物運搬船に積込み

ニュース画像 1枚目:横須賀を出港するミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド」
© U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 1st Class Jason Kofonow
横須賀を出港するミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド」

ミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド(DDG-62)」は2017年11月24日(金)、横須賀基地を出港、横須賀沖合で重量物運搬船Transshelfに積込み、ミシシッピ州パスカグーラで本格修理を行います。MarineTrafficによると、Transshelfは11月25日(土)現在、引き続き横須賀港沖に停泊しています。

DDG-62はTransshelfまで曳航され、Transshelfへの搭載に向け、数日間にわたる作業が行われます。パスカグーラでは、ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII)の造船所で引き続き、大規模な修理が行われます。同艦は艦載機はありませんが、ヘリコプター甲板を備えています。

DDG-62は2017年6月17日(土)未明、静岡県の伊豆半島沖でコンテナ船「ACX クリスタル」と衝突し、人的ミスが事故原因とされています。事故後は横須賀港で脱水、給油システム、船体と上層部の修理など移送に向けた準備が進められていました。

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