アトランタ国際空港、停電から復旧 デルタ航空の運航もほぼ通常通りに

アトランタ国際空港、停電から復旧 デルタ航空の運航もほぼ通常通りに

ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港は2017年12月17日(日)に発生した停電が、同日23時時点で復旧したと発表しています。

同空港をハブとするデルタ航空は復旧作業に追われ、12月18日(月)朝の時点で390便を欠航していますが、運航は次第に安定し、13時時点で欠航便を追加しておらず、大部分のデルタ利用者が再予約の手続きを完了しています。結果的に、この停電により、デルタ航空は約24時間の間で約1,400便をキャンセルしたことになります。

同空港の利用者のうち約80%がデルタ航空の搭乗者であることから、デルタ航空は空港を始め、アトランタ市、ジョージア電力とともに密接に協力し、停電からの復旧に務めました。勤務予定のスタッフだけでなく、「ピーチ・コープス」と呼ばれる職員のボランティア約200人が空港に集まり、利用者に軽食を配布したり、車椅子のサポートを提供するなど、航空会社一丸となってこの事態の解決に取り組み、現在運航はほぼ通常通りに戻っています。

なお、停電によるキャンセル、遅延などで影響を受けた利用者に対し、予約変更を無料で受け付けているほか、日曜の夜に急遽ホテル宿泊が必要となった利用者に払い戻しを行うなどの対応を行っています。詳しくは、アトランタ国際空港、デルタ航空のウェブサイトを参照ください。

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