クエスト・エアクラフト、Kodiak 100初号機の納入から10周年

クエスト・エアクラフト、Kodiak 100初号機の納入から10周年

ニュース画像 1枚目:Kodiak 100 イメージ
© Quest Aircraft Company
Kodiak 100 イメージ

クエスト・エアクラフト・カンパニーは2017年12月14日(木)、同社が製造する10人乗り単発プロペラ機のKodiak 100が10周年を迎えると発表しました。初号機の納入から10年を数えるもので、これまでに全世界の顧客に235機が納入されています。

コディアックはこの10年間、新しいモデルの登場によるアップグレードや機能拡張が進められ、大きく進歩しています。この機体は国際人道支援用途に使用できるように堅牢な構造と優れたペイロード機能を組み合わせた設計が採用され、水陸両用となるフロートを装着できるなど、医療からスカイダイブまで幅広い用途に使用でき、製造する北米市場でのオーナーシップも拡大しています。

クエスト・エアクラフトは2001年、国際人道支援用途の航空機製造を目的に設立され、2015年2月にせとうちホールディングスの傘下となり、2016年1月には第三者割当増資を引き受けた三井物産も大株主となっています。

Kodiak 100は、優れたSTOL性能とプラット・アンド・ホイットニーのPT6タービンエンジンの信頼性から、未舗装滑走路や整備されていない陸地、フロート機能で幅広い場所に離着陸が可能です。型式証明もアメリカ、日本をはじめ、オーストラリア、中国、インドネシア、パプアニューギニア、フィリピンなど32カ国で運航できる22の認証を取得しています。

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