全日空(ANA)は2012年6月1日から、国際線プレミアムエコノミーのサービスをリニューアル、9月以降は新しいプレミアムエコノミーのシートを順次、導入します。
ANAのプレミアムエコノミーは、欧米路線の長距離国際線に普通運賃で購入した場合などで利用できます。現在は成田発着のシカゴ、ワシントンD.C.、ミュンヘン線と羽田/ロサンゼルス線の4路線で設定。6月1日から、従来のエコノミークラスの食事と、スパークリングワインを提供。定期的にメニューを変更するスープは導入当初はかぼちゃとコーンのスープでサービスをスタートします。
2012年9月から、成田発着のニューヨーク、ロンドン、フランクフルト、サンフランシスコ、ロサンゼルス、パリ線にも新しいプレミアムエコノミーのシートを順次設置し、2012年内にはこの6路線に投入を完了する予定です。また、787の長距離機材にも順次、導入します。
新シートはエコノミークラスと比較すると、シートピッチは10%、4インチ広くなり、38インチ。座席レイアウトは777-300ER型では、座席の配列は「2-4-2」で、座席幅は19.3インチ、約49センチメートルになります。また、中央肘掛にカクテルトレイを設置、足元はレッグレスト、フットレストを装備。
採用するモニターは10.6インチモニターで、PC電源、USBポート、i-Podコネクター、パーソナルライトが装備されています。