小糸工業時代に航空機座席の性能試験のデータ改ざんなどを指摘された現在のKIホールディングスは、タイ国際航空からイギリス高等法院に訴訟を提起されました。KIホールディングスは、2012年3月1日に訴状を受け取ったと発表しています。
訴訟は航空機用座席のタイ航空への納入義務の債務不履行とその損害賠償請求で、請求金額は約1,601万米ドル、日本円で約約13億1,600万円。
KIホールディングスは、航空機シートの設計、製造過程で不正があったことから業務改善勧告を受け、納入する予定の座席納入が遅れていますが、この件については「請求には理由がないものと考えております」としています。