成田空港、国内線の利用状況調査結果 LCC利用者が大幅に増加

成田空港、国内線の利用状況調査結果 LCC利用者が大幅に増加

成田空港活用協議会は2017年12月、「成田空港国内線の利用状況と国内線を利用する来県者動向に係る調査」結果を発表しました。2017年8月に実施したインターネットによるアンケート調査で、全国の15歳以上の男女6,100人を対象としています。

これによると、格安航空会社(LCC)の利用者が2013年の前回調査比で21.2ポイント増の36.2%と大幅に増加し、日本航空(JAL)、全日空(ANA)の水準を上回っています。また、羽田ではなく成田を利用した理由として、国際線への乗り継ぎの利便性に続き、「LCCを利用したいから」が前回から9.2ポイント増の24.5%と増加しているほか、成田空港国内線の利用について「航空料金が安かった(適正だった)」の満足度も4ポイント増の33.8%となっています。

LCC利用者の割合は路線別でみると、沖縄が68.6%と最も高く、愛媛が63.7%、大分が60.4%と続いています。なお、同調査における国内線利用者の目的地トップ5には、北海道、海外、東京、沖縄、福岡がランクインしています。

成田空港の国内線は現在、新千歳、函館、仙台、新潟、小松、名古屋(セントレア)、伊丹、関西、高松、松山、広島、大分、福岡、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島、那覇、奄美の計18都市、19路線に就航しています。詳しくは、成田空港活用協議会のウェブサイトを参照ください。

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