三沢基地のF-35A、早ければ1月26日に配備 臨時飛行隊で運用試験へ

三沢基地のF-35A、早ければ1月26日に配備 臨時飛行隊で運用試験へ

ニュース画像 1枚目:三菱重工の名古屋FACOで製造されたF-35A、画像は「79-8705」
© U.S. Air Force Photo by Senior Airman Brittany A. Chase
三菱重工の名古屋FACOで製造されたF-35A、画像は「79-8705」

小野寺防衛相は2018年1月23日(火)午前の記者会見で、航空自衛隊三沢基地に配備されるF-35A戦闘機の1機目は、早ければ1月26日(金)になる見通しを示しました。このF-35Aを受け入れる臨時F-35A飛行隊は、2017年12月1日(金)付で編成されており、配備されるF-35Aで運用試験などに活用されます。

F-35A飛行隊は、2018年度に1個目の飛行隊が新設され、2020年度に2個目の飛行隊を新設する予定です。空自では、F-35Aは42機を導入することが決まっており、F-4戦闘機の後継機として第5世代の戦闘機としてステルス性能を活かし、他の航空機や海上自衛隊の護衛艦などと情報を共有しながら防空活動にあたることが可能になります。

1月26日(金)に三沢基地に配備されるF-35Aは、三菱重工業の愛知県・小牧南工場内に設けられたF-35の最終組み立て検査施設「名古屋FACO」で製造された、機番「79-8706 (AX-06)」とみられます。空自向けのF-35Aはロッキード・マーティンが製造した「AX-01」から「AX-04」はルーク空軍基地で訓練に使用、名古屋FACOで製造した機能試験が行われている「AX-05」の5機はアメリカにあります。

※「79-8706」は三沢基地への配備で「89-8706」に改番されています。

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