ANAと日本貨物航空、戦略的業務提携に合意 上期中にもコードシェア

ANAと日本貨物航空、戦略的業務提携に合意 上期中にもコードシェア

全日空(ANA)と日本貨物航空(NCA)は2018年2月26日(月)、サービス向上と企業価値を高める戦略的業務提携について合意し、覚書を締結しました。これまでの連帯運送、いわゆるインターライン契約に加え、両社の運航便でのコードシェア契約を締結し、両社の航空貨物スペースの有効活用を進め、より広範なネットワークと高い輸送品質の提供をめざします。

これにより、ANAが運航する767貨物機、今後導入する777貨物機と、NCAが運航する747貨物機による円滑な接続輸送など貨物専用機ならではのサービス実現を目指します。本邦航空会社同士の提携を通じ、世界に展開するユーザーの要望に応え、グローバルな大型航空貨物輸送ネットワークの形成と提供を実現します。

提携開始は2018年度上期中を予定しており、コードシェアはNCAが就航するヨーロッパ、アメリカ路線の貨物便にANA便名を付与し、一方でANAが就航する中国やアジア路線の貨物便と、旅客便の貨物スペースにNCA便名の付与します。

さらに、両社運航便のインターライン契約を拡大し、NCAが運航する便にANAによる貨物スペースの買取、およびANA運航便でNCAによる貨物スペースの買取を進めます。このほか、航空機整備部門ではANA整備士をNCAへ派遣し、整備に関するナレッジを共有します。

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