米空軍、MC-130Jを「コマンドII」と命名

米空軍、MC-130Jを「コマンドII」と命名

アメリカ空軍は2012年3月19日に、ロッキード・マーティンMC-130J特殊作戦機の愛称を「コマンドーII(Commando II)」としたことを発表しました。

MC-130Jは低視程、低高度で特殊作戦用のヘリコプターやティルトローター機に空中給油をしたり、特殊作戦部隊を空中投下するなど特殊作戦全般を支援する役割を担っています。

これまでMC-130シリーズには、MC-130E/Hコンバット・タロンI/II、MC-130Wコンバット/ドラゴン・スピアー、MC-130Pコンバット・シャドウなどの愛称がありました。

初代コマンドーは航空自衛隊でも使用されたカーチスC-46輸送機でした。C-46は太平洋戦争中に、インドやビルマ(現ミャンマー)からヒマラヤ山脈を越えて中国戦線へ物資を空輸した機体です。これをリスペクトしてコマンドーIIとなったもようです。

MC-130Jは老朽化した37機のMC-130E/Pを代替するため、昨年9月29日にニューメキシコ州キャノン空軍基地に第1号機が配備されています。

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