JAXAと欧州宇宙機関、月探査技術実証ミッションで連携へ

JAXAと欧州宇宙機関、月探査技術実証ミッションで連携へ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年3月2日(金)、欧州宇宙機関(ESA)との連携深化に向け機関間の会合を開催、2017年5月に両機関間で設置されたワーキンググループの検討結果と今後の連携について、共同声明を発表しました。

両機関は、ディープ・スペース・ゲートウェイを含む国際宇宙探査協同グループ(ISECG)の国際宇宙探査ロードマップ(GER)第3版と、両機関とカナダ宇宙庁(CSA)がともに進めている将来の月探査に向けた技術実証ミッションの共同検討を支持で一致しています。さらに、将来の月面探査に使われる推進、ガイダンス、ナビゲーション、長距離遠隔地上自動走行、その場資源利用の技術を成熟させることを目指し、活動領域の拡大における連携を行います。

また、地球温暖化の主な原因とされる温室効果ガスについて、JAXAの世界初温室効果ガス専用の観測衛星「いぶき」とその後継機「いぶき2号」ならびにESAの地球観測衛星Sentinel-5PとFLEXから得られるデータを互いに校正・検証し、衛星観測データの信頼性向上と均一性を図ります。

詳しくは、JAXAのウェブサイトを参照ください。

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