ベンチャー企業に着手する女性を称えるイベント「Global Startup Week-End Women」をサポートしているエールフランス航空は、国際女性デーである2018年3月8日(木)、同社のチーフ・トランスフォーメーション・オフィサー(CTO)で、同イベントの審査員を務めるAmel Hammouda氏がエールフランスの女性職員の活躍を紹介するインタビュー動画を公開しています。
このインタビューによると、エールフランスにとって、改革やイノベーションにおける女性の立場はとても重要で、まず、基本的に男性優位の業界において、同社は45%の職員が女性であることは誇らしいとしています。また、デジタル分野、イノベーション分野は女性が自分たちを表現する現実的な方法で、同社のトランスフォーメーション分野の大部分は女性が占めており、IT部門では33%が女性であるのに対し、デジタル部門では70%が女性スタッフとなっています。
また、エールフランスの女性パイロットの割合も8%にまで増加し、これは世界レベルの3%から5ポイントも多く、その職種は女性を魅了し続け、パイロットの研修プログラムの志願者の15%は女性で、そのうち10%が実際に研修に参加しています。さらにかつては男性の世界と思われた執行委員会も現在、エールフランスでは3分の1が女性で、フランス企業の平均より多く、Hammouda氏はこれを誇りに思うとコメントしています。
なお、Hammouda氏は同日、LinkedInにも、エールフランスとそのスタッフが近年開始した改革や同社における女性の役割に関する記事を投稿しています。