クアラルンプール空港、ターミナル拡大計画 第3ターミナル建設は数十年先

クアラルンプール空港、ターミナル拡大計画 第3ターミナル建設は数十年先

マレーシア国内の空港を管理しているマレーシア・エアポーツは2018年3月14日(水)、クアラルンプール国際空港において、今後5年間にターミナル拡大とシステムアップグレードに着手すると改めて発表しました。

スバン・エアロテック・パークで行われたシニア・エアロスペースの施設の起工式において、マレーシア・エアポーツ代表取締役のDatuk Badlisham Ghazali氏のコメントに関し、第3ターミナルを建設予定であると一部で誤った報道がなされ、これを否定する内容となっています。

マレーシア・エアポーツは、今後5年間に既存のメインターミナル拡大とシステムの改修、アップグレードを行う計画はあるものの、同空港に第3ターミナルを近々に建設する予定はないとしています。

クアラルンプール国際空港の現在の収容能力は年間で計7,500万人、2017年の利用者数は5,860万人でした。つまり、当面の利用者増加には対応できる状況にあると言えます。しかしながら、築20年のメインターミナルの利用者数は、すでに収容能力の年間3,000万人に近く、さらに1,500万人から2,000万人の利用者の増加に対応できるよう、同ターミナルのアップグレード、拡張を今後5年間で実施する計画です。

マレーシア・エアポーツの発表によると、新たなターミナル建設までには数十年の猶予があるとしています。詳しくは、マレーシア・エアポーツのウェブサイトを参照ください。

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