EADSノースアメリカ、武装偵察ヘリ「AAS-72X+」を発表

EADSノースアメリカ、武装偵察ヘリ「AAS-72X+」を発表

EADSノースアメリカは2012年4月2日、テネシー州ナッシュビルで開催中のアメリカ陸軍航空協会年次総会で、武装偵察ヘリコプターAAS-72X+を発表しました。

武装偵察ヘリコプターAAS-72X+AAS-72X+は、ユーロコプターEC-145のアメリカ陸軍バージョンであるUH-72Aラコタ軽汎用ヘリコプターの発展型で、EC-145T2に準じトランスミッションやエンジンを最新のもの換装し、テールローターをフェネストロンに改設計しています。すでに3機の技術実証機が自主開発され、テスト飛行を実施しています。

アメリカ陸軍が要求する高度6,000フィート、気温35度の厳しい環境下でも、2,800ポンドのペイロードを搭載して2時間12分プラス予備燃料で20分の航続時間を達成しています。

EADSノースアメリカは、すでにアメリカ陸軍に210機、アメリカ海軍に5機のUH-72Aを納入しています。AAS-72X+は現用のOH-58カイオワ・ウォーリアーを近代改修する計画にコスト面で対抗でき、2016年には納入できるとしています。

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