エアバスはA350XWBの最終組立をツールーズ工場の新しい最終組立ラインで着手しました。最終組立の第1工程は長さ21メートルの胴体前方と19.7メートルの胴体中央部の結合です。
この胴体はさまざまな認証を取得するにあたり、特に機体の構造強度試験に使う機体で、実際に飛行する初めての胴体については夏ごろに着手する予定です。
なお、胴体中央部は2012年4月4日に、エアバスの輸送機「ベルーガ」でサンナゼールからツールーズに運び込まれました。機体後部の胴体はドイツのハンブルク、主翼はイギリスのブロートンからそれぞれ運ばれる予定です。