エールフランス-KLMと中国東方航空、ジョイント・ベンチャーを拡大

エールフランス-KLMと中国東方航空、ジョイント・ベンチャーを拡大

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© Air France-KLM
ジョイント・ベンチャー拡大

エールフランス-KLMグループと中国東方航空は2018年7月19日(木)、両社の協力を拡大し、ジョイント・ベンチャーを拡大する新たな取り組みを発表しました。協力分野はメンテナンスなどを含むMRO事業、旅客定期便でのコードシェア対象の拡大です。

このうち、MROではエールフランス-KLM傘下のメンテナンス企業のAFI KLM E&Mは、中国東方航空が導入する15機の787-9について新たに部品サポート契約を締結しました。この契約は、修理サービス、リージョナル・スペアパーツ・プールへのアクセス、部品在庫の提供、訓練と開発支援を対象としています。これに伴い、AFI KLM E&Mは中国東方航空と他の航空会社のニーズへの対応のため、上海に787のリージョナル・パーツ・プールを設ける予定です。

定期便事業では、エールフランス航空、KLMオランダ航空、中国東方航空の3社のスカイチーム加盟社はパリ/武漢線とパリ/昆明線でコードシェアを実施し、協力関係を深化させます。共同事業の対象範囲の拡大により、3社はそれぞれの拠点だけでなくヨーロッパと中国を旅行者に幅広い旅行の選択肢を提供します。

エールフランスと中国東方航空は、2000年にパリ/上海線でコードシェアを開始し、2012年にジョイント・ベンチャーを締結、2016年にKLMも合弁事業に参画しています。さらに、中国東方航空は2017年10月、エールフランス-KLMの株式8.8%を保有し、取締役1名を派遣しています。

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