ルフトハンザ、2018年旅客数は同期過去最高 利益は前年同期と同水準

ルフトハンザ、2018年旅客数は同期過去最高 利益は前年同期と同水準

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© Lufthansa Group
ルフトハンザ・グループ

ルフトハンザ・グループは2018年8月8日(水)、2018年上期の決算発表を行いました。売上高は前年同期を5.2%上回る169億ユーロ、調整後利払い・税引き利益(EBIT)は前年同期とほぼ同水準の10億800万ユーロ、当期純利益は6億7,700万ユーロとおおむね安定した水準で推移しています。

また、旅客航空会社の旅客数は同期過去最高の約6,700万人で、座席供給量、売上高、座席利用率も過去最高となりました。特にルフトハンザドイツ航空とスイスインターナショナルエアラインズは、ユニットコストの大幅な引き下げを達成し、収益面で大きく貢献しました。

一方、暴風などの異常気象などでフライトの遅延やキャンセルに伴う支出がマイナス影響を与えましたが、包括的な機材の近代化、従業員と締結した労働協約、業務プロセスや経営構造の合理化などの効率改善策の結果、ユニットコストは前年度を2.1%下回る水準で抑えることができています。

なお、ルフトハンザ・グループは、2018年通期の決算予測を修正しており、座席供給量の伸びは前回予想の8.5%をやや下回る約8%、燃油費は2017年を8億5,000万ユーロ程度上回る見通しです。

詳しくは、ルフトハンザ・グループのウェブサイトを参照ください。

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