航空幕僚監部は2023年7月26日(水)から29日(土)まで、航空自衛隊 新田原基地(宮崎県)を拠点に、フランス航空宇宙軍と共同訓練を行うことを明らかにしました。
発表によると、フランス航空宇宙軍の「第4航空団第1飛行隊および第2飛行隊 ラファール戦闘機2機」、「第31航空団第1飛行隊 エアバスA330-200MRTT空中給油・輸送機1機」、「第61航空団第1飛行隊 A400M輸送機1機」と共に、人員約120名が展開するとしています。
航空自衛隊からも、新田原基地の第5航空団 F-15戦闘機3機、築城基地(福岡県)第8航空団 F-2戦闘機2機、小牧基地(愛知県)第1輸送航空隊 KC-767空中給油・輸送機1機、入間基地(埼玉県)第2輸送航空隊 C-2輸送機1機・中部航空警戒管制団、春日基地(福岡県)西部航空警戒管制団が参加する、大規模な訓練となる模様です。
フランス航空宇宙軍は2023年6月25日から8月3日までの期間、インド太平洋への大規模展開「ペガーズ2023」(PÉGASE 2023)を実施しています。すでにアメリカ・グアムには、ラファール戦闘機10機、A330MRTT 5機、A400M 4機が展開し、アメリカ空軍との共同訓練を実施しています。この中から、4機が新田原基地へ飛来するものと思われます。フランス軍事省や空軍が公表しているグアムでの訓練写真によると、A330MRTTは「機体記号:F-UJCN」や「F-UJCM」、A400Mは「F-RBAH」が展開していることが確認できます。
#PEGASE | Le 25/06, l’@Armee_de_lair relevait le défi de déployer 10 Rafale B et C, 5 A330 MRTT Phénix et 4 A400M Atlas depuis la @125_base à 18 000km de la métropole.
— Armée française - Opérations militaires (@EtatMajorFR) July 15, 2023
~ 200 aviateurs ont pris part à des exercices interarmées et ont réalisé des vols conjoints avec . pic.twitter.com/9UwSadRZ53