搭乗レビュー
初めて当日予約で飛行機に搭乗しました。
- 口コミ投稿者
- kahluamilkさん
総評
昨年は泗川を訪れた帰りに大韓航空のA220で金浦に帰っていて、大韓航空は機材も同じなのでやめ、ティーウェイやエアプサン、チェジュ航空を候補にしました。結局のところ大韓航空とアシアナ航空の合併後はLCCも整理される可能性が高いのでアシアナ系のエアプサンで帰る事にして最終便を予約しました。ある程度は韓国語は理解できますが、それでも日本語で自分のスマホで予約できる航空券はありがたいです。
釜山駅にKTXに到着後地下鉄、金海軽電鉄を乗り継ぎ釜山金海空港へ。昨年も利用していますが雰囲気は特段替わりません。昨年より遅い時間という事もあって人もまばらでした。大きく変わったのは昨年はほぼゼロだった国際線が本格的に再始動しているところだと思いますが時間がないので国際線ターミナルへは行っていません。
セルフチェックイン機でチェックインをしてあまり時間がないので昨年とは違いそのまま保安検査を受けました。まずは身分証明でパスポートを提示したあと保安検査へ。保安検査は昨年はパスポートで気づいたのだと思いますが、いきなり日本語で話しかけてくれましたが、今年は韓国語でチュモニとベルトを調べさせてください、と言われ少し考えチュモニ、あーズボンのポケットね、と理解している間に日本語で同じことを言われました(笑。その後は全て日本語対応、終了時に「감사합니다 」と伝えました。
搭乗口は33番ゲートで保安検査を抜けるとすぐの場所にありました。この時点で搭乗開始直前になっていたみたいでゲート周辺には人だかりが出来ていました。そしてすぐに搭乗開始。
33番ゲートという番号でしたがゲートを抜けると階段がありそれを先の人たちは降りていきました。どうやら沖止めの様です。階段を降りるとアシアナ航空カラーのバスが待機していてそれに乗り込みました。中途半端な順番で乗り込んだのでバス中央で移動することになりあまり空港を眺める事が出来なかったのは残念。ちょっと大回りをしましたがすぐに搭乗機のある位置には到着しました。搭乗機はHL8055、2016年からエアプサンの機体として活躍している機齢17年の機体です。
機齢は結構経っている機体ですが機内は古さは感じない内装で、機体も綺麗だと思います。韓国のLCCは昨年のジンエアーに次いで2回目の搭乗ですが機内は綺麗だと思いました。シートピッチはやや狭いとは思いますが、ソウルまで30分ちょっとのフライトなのでそんなに気になるところではないです。
私は1便目のバスで来ましたがどうも2便目があったようで、搭乗してしばらくしてから大勢乗り込んできました。前方はほぼ満席、後方は5割程度の搭乗率でした。私の列は窓側に私、通路側に韓国人の青年が座り真ん中の席は空席でした。去年搭乗した大韓航空もA220が満席でしたし、金浦-釜山は結構飛行機の需要もあるようです。まあKTX乗って思いましたが割と時間かかりますからね・・・。
20:38頃にプッシュバックでスポットアウト、RW36運用なのでスポットアウトしてすぐに滑走路に入り20:42に金浦に向けて離陸しました。すぐにベルトサインが消えまして、ドリンクサービスなどはありませんでしたが機内販売の案内を韓国語でしていました。機内で購入することも出来ますが、多くのものは降機後に申し込む形での購入になるようです。機内販売のリストには辛ラーメンなどのカップ麺もありましたが、見ている限りそのようなものを購入している人はいないように見えました。また価格を見ると1USD=100JPY=1000KRWというレートで書かれていましたが、韓国国内線でKRW以外で決済できるのかはちょっときになりました。座席ポケットには機内販売の他に簡易的な機内誌「FLY&FUN」というものがありました。日本の観光案内もありますが、基本的に来日する韓国人向けの為ほとんどの記事は韓国語と英語、ごく一部だけ日本語がありました。韓国語力がそんなにあるわけではないので韓国語を読むと疲れるので特に読まず機窓を眺めていました。ちなみに安全のしおりには日本語表記もありました。
アナウンスが入りその後すぐにベルトサインが点灯して、あっという間に大きな揺れという事もありましたがそれ以外は平穏なフライト。離陸して20分程度は真っ暗な山中を飛びましたが、それを過ぎると京畿道の大都会が見えてきました。座席右側に座っていましたが、どこを見ても高層ビル、住宅街でソウル首都圏の人口密度の高さを実感します。RW32進入の場合右側だとソウル中心部の高層ビルやロッテタワー、汝矣島などが見えますが、本当に大きな都市だなと思います。
機体は金浦空港へ向けて高度を下げ、21:21にはRW32Rへ着陸しました。昨年はその後延々とタキシングして南東の貨物エリアまで移動しましたがなんとLCCのエアプサンですがターミナル直結のスポットへ21:27にはスポットイン。21:32には降機してターミナルへ入り、預け入れ荷物もないので21:50にはA’REXへと乗り込んでいました。これだけスムーズに移動できるとKTXより圧倒的に空路が便利ですね。去年は機材遅れなどもあって結構時間かかりましたが・・・。昨年は20:20→21:20が定刻の便で搭乗開始が20:25、離陸が20:44、着陸21:19で制限エリア外に出たのが21:43でしたので、ほぼ定刻だった今年のBXの方が金海空港離陸時点で先行していた形になります。
まあ遅延に関してはその時々でしょうけど、思ったより空いていましたしLCCのエアプサンも全然問題ないなと思いました。またこの路線や他の韓国国内線を乗る事があれば他社の便も乗ってみたいですね。
-
大邱に行った目的の一つ、スソン(수성)池近くにあるトライスターを利用したカフェ。イースター航空からキャセイパシフィック航空へと渡った機体です。
-
機内はこんな感じです。ガラガラで寛げました。
-
トライスターの機内から(笑。
-
大邱から釜山へはKTXで移動しました。
-
KTX車内で予約をして釜山到着後金海空港へ向かうという行程でした。
-
釜山到着です。ここから地下鉄に乗り換え空港へと向かいます。距離はともかく 서면と사상で乗り換えるので割と空港へ行くのは面倒です。
-
購入時に発見されたモバイル搭乗券
-
セルフチェックイン機でも発券されました。この当時は2030年万博の開催地が決まっていなかったので、釜山万博誘致をエアプサンが応援している一文があります。元々厳しいとは言われていましたが、残念ながらリヤドに負けてしまいました。大阪、釜山と連続で行けるかなと思っていたのですが・・・。
-
時間もないのですぐに保安検査を抜けます。パスポートチェックがある事以外は日本の国内線と変わらないです。
-
この時間だと国内線の出発便はほとんどないですね。
-
バスラウンジがあるわけではなくごく普通のゲートでしたが、ゲートを通過すると階段で降りてバスへと向かう形でした。
-
バスでの搭乗は気持ちが高まりますね。機体はA320CEO。2017年以来6年ぶりの搭乗でした。
-
機材はHL8055でした。A320のエンジンはデッキで見ると細く見えますがこうやって見ると大きく見えますね。
-
機体後部は随分と空いていました。
-
最後尾から1列前の席でした。最後部はブロックされていたようで誰も座らず。快適なフライトでした。
-
テーブルはない座席でした。
-
隣はA321CEOでした。
-
トイレの様子。綺麗です。
-
洗面台
-
簡易的な機内誌がありました。
-
ほとんどのページは韓国語と英語ですが、韓国紹介の部分は日本語もありました。
-
日本の紹介は韓国語と英語でされています。こういうのを読むのもなかなか楽しいです。
-
機内販売もありました。1USD=100JPY=1000KRWといういつの時代?というレートで販売していましたが、韓国国内線でも利用できるんですかね。
-
Visit Busan Passというのがあるようですが釜山からの帰りの便で知りました(笑。去年も今年も釜山を観光出来ていないのでまた来るときに使えればいいなと思います。
-
搭乗率はこんな感じ。昨年の大韓航空程ではないですが結構な搭乗率です。
-
釜山から出発です。
-
離陸するとあっという間に京畿道上空。本当に空路だと近く感じます。
-
韓国は日本以上にソウル一極集中なのでこうやって空から夜景を見ているとどこまでも続いている様に見えます。
-
あっという間に金浦空港に到着しました。
-
金浦空港ではPBBで降機できました。預け入れもないので降機したらすぐに制限エリア外に出られるのでいいですね。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 30F
- 搭乗クラス
- エコノミー
- 区間マイル
- 220
- 出発予定時刻
- 20:30
- 搭乗時刻
- 20:13
- 出発時刻
- 20:36
- 飛行高度
- 24000
- 飛行速度
- 390
- 到着予定時刻
- 21:35
- 到着時刻
- 21:26
- 予定飛行時間
- 1:05
- 出発ゲート・スポット
- 33
- 離陸滑走路
- RW36R
- 離陸時刻
- 20:42
- 着陸滑走路
- RW32R
- 着陸時刻
- 21:22
エアプサンの搭乗レビューを投稿・公開しませんか?
FlyTeam(フライチーム)では、搭乗レビューを投稿・公開するブログ機能を提供しています。すでに、44,828件の搭乗レビュー(搭乗記)が投稿されています。