航空会社 ANA (全日空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NH | ANA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.05 [11,113件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
ANA A380 フライングホヌ搭乗(復路:HNL-NRT)
- 口コミ投稿者
- ohjungさん
搭乗写真
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空港ターミナルロビー
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コンコースは一部オープンエアで撮影し... 続き
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C4ゲート上にあるANA LOUNG... 続き
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SUITE LOUNGE内
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ディスプレイも整っている
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わずか3便の自社便にも関わらず力の入... 続き
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ヌードルバーもあり
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きつねうどんとハワイ風にアヒ
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ベジタブルカレー
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隣のANA LOUNGEで提供される... 続き
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C9ゲート前。機材との距離が近いのが... 続き
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搭乗直前、正面から
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2階から搭乗
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PYキャビン
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PYシートながら十分なゆとり。非常口... 続き
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プッシュバック開始
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ダイヤモンドヘッドがお見送り
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ワイキキの街並み Farewell ... 続き
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レインボー
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PY機内食メニュー表紙
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機内食メニュー
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ドリンクメニュー。パイナップルジュー... 続き
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水平飛行に入ると間もなく機内食
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洋食選択は、ハワイアンチキンとガーリ... 続き
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デザートはマンゴーアイス
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足も余裕もって組めるほどの余裕があり... 続き
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フライトパスの完成度が高い。都市名の... 続き
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東京をクリックするとスカイツリーの紹... 続き
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戻りたくなる(笑)
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デザインも凝っており飽きさせない
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パッケージが凝っていて気が利いている
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到着前の軽食。ここでもまさかのチキン... 続き
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日本は曇り。成田が近づく。
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離着陸時は機外カメラモードが面白い
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NRT34LにLanding
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素晴らしいフライト体験に満足
総評
フライングホヌ搭乗を主目的とした(!?)ハワイ初渡航。片道PYにすることで価格の負担感は変わってくることから思案。HNL便は、時差ボケ対策で寝ることが重要な往路でCクラスを確保し、デイフライトであり熟睡は必要ない復路でPYを選択。
ホノルル線の復路は、特に冬場は偏西風の影響で往路の1.5倍程度の9時間超を要し、少し長かったが、PYで十分快適に過ごすことができた。
【機内食・ドリンク】
HNL便PY機内食の特徴は、他路線と異なりPY独自メニューが、陶器の器で供されるなどCクラスに準じた差別化が図られている点。逆に座席数が73席とCクラスよりも多いためか、Cクラスデザートの提供はなかった模様。
ベルトオフ後すぐにドリンクとスナックの配布。間を置かずに昼食のサーブが開始された。本日の内容は和食(赤魚西京焼き)と洋食(ハワイアンチキンとガーリックシュリンプ)で、洋食を選択。
ところが前菜は、ケイジャンチキンとマヒマヒのマリネということで、チキンが被りすぎる。味は可もなく不可もなくだが、同一食事内で3種類のチキンがあり、流石に食傷。就航時のPY機内食紹介ではハンバーグなどとなっていたので、メニューを変えているのだろうが、他路線と異なり、HNL便は半年程度でのリピーター利用は限定的であろうし、また大半が、日本帰国の日本人でもあるので、ハワイフードとするよりは、オーソドックスなメニューでも内容を考えて継続して欲しかったところ。
とはいえ、ANAで唯一PY独自メニューを提供するフライトであり、Y席と差別化を図り、陶器で提供しているなどの工夫は、前向きに評価。
往路便Cクラスで感じたサーブのオペレーションもこの便はむしろかなりスムーズ(早い)な印象で、むしろ搭乗時間の長いデイフライトの復路はもう少しゆったりとした配膳でも良い気がした。
【座席(シート)】
デイフライトとはいえ9時間を過ごす機内なので気になっていたが、2-3-2の座席配置で窓側には収納も用意され、2人利用時の2列横並びであれば周囲とのストレス発生も無用。
シートピッチも足を組めるほど十分で、フットレスト&レッグレストもあり、非常口を控えた27列目は後ろを気にせずフルリクライニング可能でもあり、デイフライトであれば至極快適。
かつてORD行きのNH12便でアップグレードが叶わず、B7のPY席利用だった際、キツかったこととの対比では、
○昼行便で熟睡が必要ないこと
○A380は窓側に荷物入れがある等機内全体がゆったりしていること
○そもそも仕事利用ではなく精神的なプレッシャーもないこと(笑)
などが挙げられる。
【機内スタッフ】
機内巡回も頻繁で、消灯後もドリンクも積極的に配るなど、時間に余裕のあるデイフライトということもあろうが、あるいは班の雰囲気か、往路のCクラスよりもきめ細やかに感じる接客。
【エンターティメント】
モニターが秀逸。
フライトパスもアレンジされており、他便とは異なる仕様。ビジュアルがとても凝っている。トリップアドバイザーと連動しており、地図上の旗マークをタッチするとその土地の情報が表示されるのが面白い試み。発着地以外も、表示される近隣都市の情報を見ることが可能。
【トイレ・洗面台】
PYクラス73席に対し、クラス内のトイレは前方後方に各1ヶ所の合計2ヶ所。デイフライトで就寝準備等の利用もないためか、殆ど待つことなく使うことができた。新しい機材であり、清掃も頻繁なためか清潔。ウォシュレット完備。
【機材コンディション】
5日前の往路に引き続き、JA381Aに搭乗。就航からまだ半年余りであり、機内はとても綺麗。
【空港サービス】
楽しみにしていたANA唯一の海外設置のSUITE LOUNGEは、入った瞬間はNRTやHNDに比べて少し狭い印象を持ったが、家族連れの多い年始で搭乗近くになっても座席が足りなくなるなどの様子はなく、利用に対し十分なキャパシティが確保されている様子。
ANA LOUNGEと同一空間であるが、壁で仕切られた奥に位置。
雰囲気は落ち着きながらも、白や木目を基調としており、採光も良く、成田や羽田のSUITE LOUNGEに比べて明るく開放的なリゾートのラウンジらしい雰囲気。
HNLへのANA自社運航便は午前に3便のみであるが、ヌードルコーナーなども配置されるなど、本格的なラウンジ設備となっており、素晴らしい。JAL対抗としては十分なのではないか。
隣接するANA LOUNGEにはソフトクリームの提供設備もあり、一旦受付を横切って取りに行ったが、これも美味しい。ドールのパイナップル味はハワイならでは。
本日はC9ゲートとのことで、楽しみにしていた2階席へのラウンジからのC4駐機A380機材への直接搭乗は叶わなかったのが残念。この日はなぜかA330機材の10時台出発のMU便がC4ゲートを利用。ANAも今回のラウンジ設置等に関し、相当な投資をして空港側にも利益があったであろうし、アジア便の集中する午前の時間帯とはいえ、ゲート運用が少し解せない。MU便出発の後は、再び中型機材がC4ゲートへ。
【総合評価】
ANA他路線PYの「ちょっとシートだけが良いエコノミー」から、「エコノミーとは差別化した独自のプレミアムエコノミー 」をしっかりと感じられる搭乗体験だった。
ANAは2019年度下期からPYアップグレード制度を開始するなど運賃負担ではエコノミーからの差別化を図っているが、顧客満足度を維持するためにもそれに対応したサービスとして、本路線と同等のサービスをANA他路線PYへ積極的に横展開することを期待したい。
ホノルル線の復路は、特に冬場は偏西風の影響で往路の1.5倍程度の9時間超を要し、少し長かったが、PYで十分快適に過ごすことができた。
【機内食・ドリンク】
HNL便PY機内食の特徴は、他路線と異なりPY独自メニューが、陶器の器で供されるなどCクラスに準じた差別化が図られている点。逆に座席数が73席とCクラスよりも多いためか、Cクラスデザートの提供はなかった模様。
ベルトオフ後すぐにドリンクとスナックの配布。間を置かずに昼食のサーブが開始された。本日の内容は和食(赤魚西京焼き)と洋食(ハワイアンチキンとガーリックシュリンプ)で、洋食を選択。
ところが前菜は、ケイジャンチキンとマヒマヒのマリネということで、チキンが被りすぎる。味は可もなく不可もなくだが、同一食事内で3種類のチキンがあり、流石に食傷。就航時のPY機内食紹介ではハンバーグなどとなっていたので、メニューを変えているのだろうが、他路線と異なり、HNL便は半年程度でのリピーター利用は限定的であろうし、また大半が、日本帰国の日本人でもあるので、ハワイフードとするよりは、オーソドックスなメニューでも内容を考えて継続して欲しかったところ。
とはいえ、ANAで唯一PY独自メニューを提供するフライトであり、Y席と差別化を図り、陶器で提供しているなどの工夫は、前向きに評価。
往路便Cクラスで感じたサーブのオペレーションもこの便はむしろかなりスムーズ(早い)な印象で、むしろ搭乗時間の長いデイフライトの復路はもう少しゆったりとした配膳でも良い気がした。
【座席(シート)】
デイフライトとはいえ9時間を過ごす機内なので気になっていたが、2-3-2の座席配置で窓側には収納も用意され、2人利用時の2列横並びであれば周囲とのストレス発生も無用。
シートピッチも足を組めるほど十分で、フットレスト&レッグレストもあり、非常口を控えた27列目は後ろを気にせずフルリクライニング可能でもあり、デイフライトであれば至極快適。
かつてORD行きのNH12便でアップグレードが叶わず、B7のPY席利用だった際、キツかったこととの対比では、
○昼行便で熟睡が必要ないこと
○A380は窓側に荷物入れがある等機内全体がゆったりしていること
○そもそも仕事利用ではなく精神的なプレッシャーもないこと(笑)
などが挙げられる。
【機内スタッフ】
機内巡回も頻繁で、消灯後もドリンクも積極的に配るなど、時間に余裕のあるデイフライトということもあろうが、あるいは班の雰囲気か、往路のCクラスよりもきめ細やかに感じる接客。
【エンターティメント】
モニターが秀逸。
フライトパスもアレンジされており、他便とは異なる仕様。ビジュアルがとても凝っている。トリップアドバイザーと連動しており、地図上の旗マークをタッチするとその土地の情報が表示されるのが面白い試み。発着地以外も、表示される近隣都市の情報を見ることが可能。
【トイレ・洗面台】
PYクラス73席に対し、クラス内のトイレは前方後方に各1ヶ所の合計2ヶ所。デイフライトで就寝準備等の利用もないためか、殆ど待つことなく使うことができた。新しい機材であり、清掃も頻繁なためか清潔。ウォシュレット完備。
【機材コンディション】
5日前の往路に引き続き、JA381Aに搭乗。就航からまだ半年余りであり、機内はとても綺麗。
【空港サービス】
楽しみにしていたANA唯一の海外設置のSUITE LOUNGEは、入った瞬間はNRTやHNDに比べて少し狭い印象を持ったが、家族連れの多い年始で搭乗近くになっても座席が足りなくなるなどの様子はなく、利用に対し十分なキャパシティが確保されている様子。
ANA LOUNGEと同一空間であるが、壁で仕切られた奥に位置。
雰囲気は落ち着きながらも、白や木目を基調としており、採光も良く、成田や羽田のSUITE LOUNGEに比べて明るく開放的なリゾートのラウンジらしい雰囲気。
HNLへのANA自社運航便は午前に3便のみであるが、ヌードルコーナーなども配置されるなど、本格的なラウンジ設備となっており、素晴らしい。JAL対抗としては十分なのではないか。
隣接するANA LOUNGEにはソフトクリームの提供設備もあり、一旦受付を横切って取りに行ったが、これも美味しい。ドールのパイナップル味はハワイならでは。
本日はC9ゲートとのことで、楽しみにしていた2階席へのラウンジからのC4駐機A380機材への直接搭乗は叶わなかったのが残念。この日はなぜかA330機材の10時台出発のMU便がC4ゲートを利用。ANAも今回のラウンジ設置等に関し、相当な投資をして空港側にも利益があったであろうし、アジア便の集中する午前の時間帯とはいえ、ゲート運用が少し解せない。MU便出発の後は、再び中型機材がC4ゲートへ。
【総合評価】
ANA他路線PYの「ちょっとシートだけが良いエコノミー」から、「エコノミーとは差別化した独自のプレミアムエコノミー 」をしっかりと感じられる搭乗体験だった。
ANAは2019年度下期からPYアップグレード制度を開始するなど運賃負担ではエコノミーからの差別化を図っているが、顧客満足度を維持するためにもそれに対応したサービスとして、本路線と同等のサービスをANA他路線PYへ積極的に横展開することを期待したい。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 27A
- 搭乗クラス
- PY
- 区間マイル
- 3,831
- 出発予定時刻
- 11:30
- 搭乗時刻
- 10:50
- 飛行高度
- 34,000ft
- 到着予定時刻
- 15:55
- 到着時刻
- 15:20
- 出発ゲート・スポット
- C9
- 離陸滑走路
- 08R
- 到着ゲート・スポット
- 45
- 着陸滑走路
- 34L
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