ドバイから中国へ　その5　早朝の香港から - キャセイドラゴン 口コミ・評価

　香港に着いたのが早朝の5時。まだ空港は暗闇。ターミナルもほとんど人はいなくて、売店もまだ開店していなかった。いつもは、乗客で込んでいるはずなのに、人が殆どいない閉じた売店の間を、指定されたゲートに向かう。ゲートは１７。ドバイに向かったゲートの隣り、また、RegalHotelの前だった。

　朝が早いので、まだ暗く、離着陸の便もなく、写真を撮って時間をつぶすこともできない。しかたなく、ソファーに座りウトウトして時間を過ごした。搭乗開始は7:00。出発は7:35。早く乗客がそろったからか、予定より早くプッシュバック開始。8:10に離陸。離陸までは、早朝にも関わらず30分かかった。

　飛行中は、北京までズーット雲の上で、地上は見えなかった。地上は、日が当たらない寒い冬空なのだろう。窓の外を見ていても雲ばかり、モニターで映画を見ようにも、日本映画は例によって音が小さく理解できない。仕方なく、ナビを見ていた。

　中国では、GPSを使って位置情報を地図上に表示することは、国防上の理由で禁止されている。そのためか、中国のエアラインではナビのサービスはない。キャセイの場合は、ナビはあるが非常に粗い表じになっているのは、このためであろうか。

　中国のナビの状況についての余談だが、最近のスマホでは、中国でも多くのアプリで位置情報を普通に使っている。また、最近のカメラでは撮影位置情報をメタデータに取り込んでいるが、説明書には「中国では、この機能は使うな」と書いてある。分からない国だ。

　前の便から乗り継いで、この日2回目の朝食が出た。メニューはオムレツ、果物、パン、ヨーグルト。典型的な、朝食の機内食メニュー。乗り換えで動き回り空腹になったためか美味しく食べた。

　フライトは2時間半。食事の後のモーニングコーヒーをゆっくり飲んでいると、着陸準備の放送があった。窓の外を見ると、曇っていて、寒そう。少し霞んでいて、空気はよくなさそうだ。

　北京の第３ターミナルの預けた手荷物を受け取る所には、衣服の着替えするところがある。手荷物を受け取って着替え場所にて、ズボン下とセーターを出して冬衣装に着替えて、午後の北京での真冬の撮影に備えた。

搭乗の詳細データです。

座席番号

23K

搭乗クラス

エコノミー

区間マイル

1239マイル

出発予定時刻

8:00

搭乗時刻

7:20

出発時刻

7:35

飛行高度

3900ft

飛行速度

550mph

到着予定時刻

11:15

到着時刻

10:53

予定飛行時間

3時間15分

出発空港 天気・気温

曇り

出発ゲート・スポット

17

離陸滑走路

07R

離陸時刻

8:10

到着空港 天気・気温

曇り　‐3℃

到着ゲート・スポット

511

着陸滑走路

36R

着陸時刻

10:46