Rating: 3
Author: xingye

航空会社中国南方航空

2019年12月31日スカイチーム脱退

国: 中国
IATA | ICAO: CZ | CSN
メンバー評価: 搭乗レビュー 2.88 [313件]

搭乗レビュー
帰国は福岡経由で　その１　仁川へ

航空会社: 中国南方航空
便名: CZ681
エコノミー

搭乗日: 2019/01
路線: 瀋陽 → 仁川(ソウル)

機体記号: B-6308
機材: Airbus A321-231

総評：3: 3ッ星

機内食・ドリンク: 3ッ星
座席（シート）: 3ッ星

機内スタッフサービス: 4ッ星
エンターティメント: 2ッ星

トイレ・洗面台: 無評価
機材コンディション: 2ッ星

地上サービス: 3ッ星

口コミ投稿者: xingyeさん

アクセス数: 356
投稿日: 2019/03/30

搭乗写真

中国の旧正月である春節は1週間の連休... 続き
いよいよ搭乗開始。飛び交う言葉から、... 続き
ビジネスの座席。エコノミーの3+3に... 続き
エコノミー席。3+3だが、それほど窮... 続き
各席にはモニターがない。これが、中国... 続き
問題は、窓の汚さ。内側のアクリルは手... 続き
離陸してまもなく、ドリンクサービスと... 続き
軽食は、パン、カステラ、ピーナッツ、... 続き
離陸３０分で、もう着陸準備の放送。仁... 続き
離陸から着陸までが１時間10分。予定... 続き

総評

　少し古くなったが、春節の休暇の時の帰国便。日程が決まったのが直前になり、中国人の日本行きと重なり瀋陽から成田直行便が高騰。それでは、という事で、瀋陽から仁川へ、これは南方航空。次に、LCCのソウル航空で福岡。福岡からマイレージを使い羽田へ行くルートとした。

　今回は、最初の瀋陽から仁川への便について。

　出発2時間前にチェックインカウンターに並ぶ。春節前でカウンターは非常に込んでいた。カウンター周辺では、韓国語が飛び交っていたので、遼寧省に多く住む朝鮮族の中国人が春節に合わせ韓国を訪問するのに使っているようだ。搭乗率は90％位。

　瀋陽－仁川間は、南方航空と大韓航空が合わせて毎日４便あり、両方の都市間の深い関係を示している。

【機内食・ドリンク】
ドリンクは、ミネラルウオータだけで選択の余地なし。機内食は、パン、カステラ、スナック菓子といった、軽食というよりおやつ。これを、ミネラルウオータで流し込む。パサパサで、味けなく、味わう機内食に
は、ほど遠かった。1時間半のフライトだからしょうがないか。

【座席（シート）】
相変わらずの南方航空の標準座席で変化なし。南方航空を使い始めて10年近くなるが、座席は使い始めた時と変わらない。2007年登録の機体で、座席周辺の綻びも見えて、多少、使い込んだ感がする。

【機内スタッフ】
機内放送は、中国語、英語、韓国語。日本人だとわかると、わざわざ席まで来てくれて、放送の内容を再度英語だったが説明してくれた。珍しく、降りるときにもサービスはどうだったか、CAの責任者が来て聞いてくれた。

【エンターティメント】
天井から吊るしたニターで映画をやっていたが、誰も見ていない。

【機材コンディション】
相変わらず南方航空の窓は汚い。内側は手垢が清掃されていない。外側は深いキズが多くあり、飛行中外の写真を撮ろうとすると、ピントが合わずクリアーな写真は撮れない。

【総合評価】
　瀋陽-仁川可んは直線で530km、ただし、間に北朝鮮があるので、実際の飛行距離は、危険に近寄らないよう大回りをして745kmになる。1.4倍の飛行距離になってしまう。距離は短いが、この国際線を利用しないと移動できない位置関係。まさに、現在の国際関係を反映した路線といえる。

　質で言えば、今回の便は、最近のLCCに抜かれている部分がある。LCCは、座席にしろ、エンタメにしろ、レベルはかなり高くなってきたが、次に乗る便、ソウルから福岡までのLCCエアソウルに、多くの面で、負けているのではないかと感じた。中国の国内線と同じ程度で、多くは望めない。中国にとっての普段着の国際線といえる。