搭乗レビュー
ERのないB777-300から飛び級?でプラハ線にA380が就航して初めての搭乗
搭乗写真
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本日の出発便がずらっと並び圧巻の光景... 続き
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本日使用のA15搭乗口の案内表示。こ... 続き
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本日の使用スポット。なお、ドバイ空港... 続き
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階下にある搭乗の状況を示す案内ディス... 続き
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本日搭乗機材A6-EDVの前方ランデ... 続き
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本日搭乗機材のエンタメ初期表示と、座... 続き
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本日着座する座席の座面および背中を当... 続き
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エンタメ初期画面の拡大写真。なお、モ... 続き
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機内照明が映り込んでしまい、大変見難... 続き
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本日のメニューカード。とはいってもス... 続き
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別にA380に限った話ではないが、エ... 続き
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機内エンタメの音声を聞くためのイヤフ... 続き
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離陸後すぐに配られる朝食のコールドミ... 続き
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低脂肪特別食のコールドミール。プラス... 続き
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食べかけの写真で恐縮だがトマトの下に... 続き
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みにくい写真で恐縮だが、EK139と... 続き
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機体最後方トイレ、入室した状態。理由... 続き
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機体最後方トイレ。座るときの向かって... 続き
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機体最後方トイレの洗面台。ドア手前側... 続き
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エアショーでコクピットの窓からの眺め... 続き
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中東の航空会社ならではの表示で、メッ... 続き
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ペルシャ湾からイラン上空にさしかかっ... 続き
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ペルシャ湾からイランに進入後、イラン... 続き
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到着前の昼食ホットミール。低脂肪特別... 続き
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到着前ホットミール低脂肪特別食。アン... 続き
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低脂肪特別食アントレの拡大写真。メニ... 続き
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お約束の?A380安全のしおり。表紙
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A380の安全のしおり。中開き。
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A380安全のしおり裏表紙
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プラハ空港RWY24着陸後、当便をス... 続き
総評
EKのドバイ~プラハ線の経緯:
本路線はA330-200で開設され、利用者数が伸びたことによりERのないB777-300が投入されるようになっていた。ところが2016年5月1日に、B777-300ER投入を経ずいきなりA380が投入されるようになった。
これには、B777-300はいわゆる「中短距離仕様」でエコノミークラスは380席ほど設置されており、これ以上需要が増加すればER型に変更しても座席数が増えるわけでもないため(アッパークラスのグレードは上がるが・・・)、ER型を通り越してA380になったものと思われる。本当は投入当初の昨年夏に搭乗したかったが諸事情で1年後に搭乗することとなった。
【機内食・ドリンク】
離陸後にコールドミールの朝食と到着前にホットミールの昼食が提供される。低脂肪特別食に関してはたしか数年前と類似のメニューだったような気がするが、エコノミーのレベルならいたって標準的と思われる。
【座席(シート)】
エコノミークラスの座席に関しては「長距離仕様」でも今回搭乗した「3クラス中短距離仕様」でもほぼ同一の座席で、エコノミーとしては標準的かと。なお、座席の動作は同じD列でも成田~ドバイ線のようにリクライニングが渋いということはなかった。
【機内スタッフ】
6時間に2度の食事サービスと客室乗務員は他のフライトより忙しいものと思われるが、基本的にはエコノミークラスであっても、見ている範囲内では対応や気配りに問題は見受けられなかった。
【エンターティメント】
この機体は機体最後部にエコノミークラスの座席設置数が多いいわゆる「3クラスの中短距離仕様」で、納入年の古いA6-ED*のシリーズのため、ICEも成田~ドバイの前便で乗ったA6-EEPよりも一世代前のタイプになるが、それでも昼間の6時間程度の飛行時間であればまったく問題ないレベル。レジを見て、A6-EDAでエンタメ不作動の経験をしているため、きちんとエンタメは作動するか不安ではあったが、当便では通常通り動作した。
これが成田~ドバイに投入されても(機体性能的には投入できないことはないだろうが、現実的に成田線には「長距離仕様」となっている機体しかアサインされないようである)たぶん不足はないものと思われる。
【トイレ・洗面台】
清掃状態で気になるところは見受けられず
【機材コンディション】
離陸時、後方ランディングギアの付近より、ゴトゴトと音がしたのは気になったが、その後無事にプラハまで飛行したことを考えると、おそらく技術的に問題はなかったものと思われる。それ以外の点で気になることはなかった。
【空港サービス】
成田で当便の搭乗券を受け取った際、座席が変更に・・・というのでどういうことかと思ったが、エコノミークラス最後部の座席が少ないいわゆる「長距離仕様」から座席が多い「3クラスの中短距離仕様」に機材変更があった模様で、シートアサイン変更が行われた。なお、ドバイの地上業務対応については疑問に思うようなこともそれほど珍しくはないが、今回のシートアサイン変更とそれに伴う地上と機内の連携はそれほど問題は感じなかった。
搭乗は、まずゲートを開いて階下の待合室に通され、そこで機内案内開始を待ついわゆる「2段階式」であるが、搭乗もスムーズであった。
プラハでは降機から入国審査を経てエコノミーで荷物を受け取ることができるまでおよそ50分~60分程度とこのあたりも標準的と思われる。EU外パスポート所持者のアッパークラスの乗客向けには入国審査のファストレーンもきちんと準備されているようである(EU内パスポート所持者の場合ファストレーンが必要なほど混雑はしていないが・・・)。
なお、プラハ空港の場合、入国審査で時間がかかっていると、手荷物カウンターの係員がベルトコンベアーから荷物を降ろし、まだバゲージクレームまで到達していない乗客の手荷物が1箇所にまとめられていることがあるので荷物を探す際は注意が必要である。
【総合評価】
以前のように、日本で搭乗できないRRエンジン機でERのないB777-300に乗れるというマニア的な面白み?はなくなったが、乗客数が少ないときには「長距離仕様」がアサインされているが、諸事情で急遽「中短距離仕様」に変更されることがあり、そのあたりのマニア的面白み?が完全に消えたわけではない。
という余談はさておき、サービス面ではB777からA380に変わっても昼間の6時間程度の飛行時間であれば、豪華さはないものの、LCCや米国長距離国内線のような感じでもなく、FSCの国際線エコノミークラスではまあこの程度が標準的なのかという印象である。スカイトラックスで5つ星評価を得たことがあるとは云ってもあまり過剰な期待はしない方がよさそうな印象である。
余談ではあるが、当便出発時刻の午前9時ごろは、ドバイ空港のトラフィックが混雑する時間のため、ドアが閉められ機体が動き出すまで30分程度ゲートで待機となることは珍しくはないが、それを見越して運航時間を設定しているようである。今回はドバイ空港のトラフィック混雑と砂嵐の影響による離着陸制限の影響でドアが閉まってから離陸までおよそ1時間要したが、プラハ到着は定刻から10分程度の遅れとICAO基準では遅延運航とみなされない範囲内で運航された。
2017/12/15追記 空港サービスおよび総合評価に関する記述を若干変更
2017/12/15 再投稿
本路線はA330-200で開設され、利用者数が伸びたことによりERのないB777-300が投入されるようになっていた。ところが2016年5月1日に、B777-300ER投入を経ずいきなりA380が投入されるようになった。
これには、B777-300はいわゆる「中短距離仕様」でエコノミークラスは380席ほど設置されており、これ以上需要が増加すればER型に変更しても座席数が増えるわけでもないため(アッパークラスのグレードは上がるが・・・)、ER型を通り越してA380になったものと思われる。本当は投入当初の昨年夏に搭乗したかったが諸事情で1年後に搭乗することとなった。
【機内食・ドリンク】
離陸後にコールドミールの朝食と到着前にホットミールの昼食が提供される。低脂肪特別食に関してはたしか数年前と類似のメニューだったような気がするが、エコノミーのレベルならいたって標準的と思われる。
【座席(シート)】
エコノミークラスの座席に関しては「長距離仕様」でも今回搭乗した「3クラス中短距離仕様」でもほぼ同一の座席で、エコノミーとしては標準的かと。なお、座席の動作は同じD列でも成田~ドバイ線のようにリクライニングが渋いということはなかった。
【機内スタッフ】
6時間に2度の食事サービスと客室乗務員は他のフライトより忙しいものと思われるが、基本的にはエコノミークラスであっても、見ている範囲内では対応や気配りに問題は見受けられなかった。
【エンターティメント】
この機体は機体最後部にエコノミークラスの座席設置数が多いいわゆる「3クラスの中短距離仕様」で、納入年の古いA6-ED*のシリーズのため、ICEも成田~ドバイの前便で乗ったA6-EEPよりも一世代前のタイプになるが、それでも昼間の6時間程度の飛行時間であればまったく問題ないレベル。レジを見て、A6-EDAでエンタメ不作動の経験をしているため、きちんとエンタメは作動するか不安ではあったが、当便では通常通り動作した。
これが成田~ドバイに投入されても(機体性能的には投入できないことはないだろうが、現実的に成田線には「長距離仕様」となっている機体しかアサインされないようである)たぶん不足はないものと思われる。
【トイレ・洗面台】
清掃状態で気になるところは見受けられず
【機材コンディション】
離陸時、後方ランディングギアの付近より、ゴトゴトと音がしたのは気になったが、その後無事にプラハまで飛行したことを考えると、おそらく技術的に問題はなかったものと思われる。それ以外の点で気になることはなかった。
【空港サービス】
成田で当便の搭乗券を受け取った際、座席が変更に・・・というのでどういうことかと思ったが、エコノミークラス最後部の座席が少ないいわゆる「長距離仕様」から座席が多い「3クラスの中短距離仕様」に機材変更があった模様で、シートアサイン変更が行われた。なお、ドバイの地上業務対応については疑問に思うようなこともそれほど珍しくはないが、今回のシートアサイン変更とそれに伴う地上と機内の連携はそれほど問題は感じなかった。
搭乗は、まずゲートを開いて階下の待合室に通され、そこで機内案内開始を待ついわゆる「2段階式」であるが、搭乗もスムーズであった。
プラハでは降機から入国審査を経てエコノミーで荷物を受け取ることができるまでおよそ50分~60分程度とこのあたりも標準的と思われる。EU外パスポート所持者のアッパークラスの乗客向けには入国審査のファストレーンもきちんと準備されているようである(EU内パスポート所持者の場合ファストレーンが必要なほど混雑はしていないが・・・)。
なお、プラハ空港の場合、入国審査で時間がかかっていると、手荷物カウンターの係員がベルトコンベアーから荷物を降ろし、まだバゲージクレームまで到達していない乗客の手荷物が1箇所にまとめられていることがあるので荷物を探す際は注意が必要である。
【総合評価】
以前のように、日本で搭乗できないRRエンジン機でERのないB777-300に乗れるというマニア的な面白み?はなくなったが、乗客数が少ないときには「長距離仕様」がアサインされているが、諸事情で急遽「中短距離仕様」に変更されることがあり、そのあたりのマニア的面白み?が完全に消えたわけではない。
という余談はさておき、サービス面ではB777からA380に変わっても昼間の6時間程度の飛行時間であれば、豪華さはないものの、LCCや米国長距離国内線のような感じでもなく、FSCの国際線エコノミークラスではまあこの程度が標準的なのかという印象である。スカイトラックスで5つ星評価を得たことがあるとは云ってもあまり過剰な期待はしない方がよさそうな印象である。
余談ではあるが、当便出発時刻の午前9時ごろは、ドバイ空港のトラフィックが混雑する時間のため、ドアが閉められ機体が動き出すまで30分程度ゲートで待機となることは珍しくはないが、それを見越して運航時間を設定しているようである。今回はドバイ空港のトラフィック混雑と砂嵐の影響による離着陸制限の影響でドアが閉まってから離陸までおよそ1時間要したが、プラハ到着は定刻から10分程度の遅れとICAO基準では遅延運航とみなされない範囲内で運航された。
2017/12/15追記 空港サービスおよび総合評価に関する記述を若干変更
2017/12/15 再投稿
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 83D
- 搭乗クラス
- Y
- 出発予定時刻
- 0905LT
- 搭乗時刻
- 0828LT
- 出発時刻
- 0927LT
- 飛行高度
- FL380-FL400
- 到着予定時刻
- 1330LT
- 到着時刻
- 1342LT
- 予定飛行時間
- 5+45
- 出発ゲート・スポット
- Gate A15/Spot D8
- 離陸滑走路
- 30R
- 離陸時刻
- 0955LT
- 到着ゲート・スポット
- Gate B8/Spot 14A
- 着陸滑走路
- 24
- 着陸時刻
- 1335LT
- メモ
- DXB=UTC+4 PRG=UTC+2
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