Rating: 5
Author: kenzy201

航空会社エティハド航空

国: アラブ首長国連邦
IATA | ICAO: EY | ETD
メンバー評価: 搭乗レビュー 4.36 [98件]

搭乗レビュー
【ビーッ！】出国で引っ掛かり搭乗口で引っ掛かり…もうお腹いっぱいの帰国便

航空会社: エティハド航空
便名: EY878
ビジネス

搭乗日: 2017/03
路線: アブダビ → 成田(東京)

機体記号: A6-BLA
機材: Boeing 787-9

総評：5: 5ッ星

機内食・ドリンク: 5ッ星
座席（シート）: 5ッ星

機内スタッフサービス: 4ッ星
エンターティメント: 5ッ星

トイレ・洗面台: 5ッ星
機材コンディション: 5ッ星

地上サービス: 5ッ星

口コミ投稿者: kenzy201さん

アクセス数: 2,793
投稿日: 2017/04/01

搭乗写真

今回も後ろ向きですがCAとの近さ隣席... 続き
アブダビT1チェックインカウンターの... 続き
T1ラウンジの入口。右側のAl Re... 続き
段差をうまく使ったレイアウト。奥には... 続き
ビュッフェも中東料理が目立ちます。ほ... 続き
オリーブとパセリの匂いが特徴的で中毒... 続き
搭乗口で再発行された搭乗券。右に小さ... 続き
有名なT1出発ホール。下に免税店、上... 続き
ビジネスクラスとファーストクラス。神... 続き
女子力全開のインテリア。8名中3名が... 続き
着席後アブダビ発限定といわれるミント... 続き
目的地は東京…って横浜？
離陸後にもらったモロッコミントティー... 続き
盛り付けも芸術的です。
【前菜】トマトジンジャースープ、パン... 続き
【メイン】牛ショートリブの蒸し煮、マ... 続き
【デザート】デーツプディング、ジンジ... 続き
メニューは日本語もあります。
日本線には南部美人も用意されている模... 続き
心地よい朝。外はGEnxエンジン。
トイレは窓付きで明るく広々としていま... 続き
目覚めの一杯はカモミールティーと激甘... 続き
【ALL DAY】鶏肉照り焼きソース... 続き
インド、インドシナを横断し中国南部、... 続き
背もたれにはポルトローナフラウ社の刻... 続き
降機時のギャレー。こんなに人が乗って... 続き
到着ゲートは第5サテライト。当時折り... 続き

総評

タイトル通りです。

【空港サービス(AUH)】
アブダビ観光を終えて夕方T1に到着。搭乗券はヒースローで発券済みなので搭乗手続きはせず出国審査へ。そしたら係員に止められて自動化ゲートの登録をしてくるよう言われ、登録することに。
登録事務所に係員は2人居たものの、申請者は自分1人だけ、つまり超暇というわけでスマホでゲームしていたところに行ったもんだから、やれやれ面倒臭いという雰囲気満々で3分足らずで終了。指紋ではなく眼底虹彩をスキャンするもの。出国ゲートもパスポートをかざし上のカメラを見上げるだけで終了。

T1のラウンジは上級クラス用のエティハドプレミアムラウンジと上級会員&プライオリティパス用のアルリームラウンジがあり、成田行きANAプラチナメンバーは後者を利用できますが特に入口や搭乗券に表示はありません。文字通り隠れ家。
メーデー民おなじみのレバノン料理を堪能し、Wi-Fiでネットを繋ぎ、免税店(こう呼ばれますがこの国に消費税は無い)で土産物を買い、搭乗口へ行くと、自分が搭乗券をかざした瞬間アラームが。係員が笑顔で搭乗券を引きちぎり、新しいものを印刷…
Your seat is changed to business class, enjoy it!
こういう事象があることは知っていましたが、まさかなるとは。

【機内食・ドリンク】
やはり離陸前にレバノン料理というフラグは建っていたわけか。
着席後ウェルカムドリンクと夕食のオーダー。まぁ時間も十分あるしまだ食べられると思いフルコースで注文。そしたら頼んでもいないスープが「これもおすすめだよ」と言われて追加されてて…重たい夕食に。でもイタリアっぽくて結構美味しかったです。アラブ式メッゼもすっかり虜になりました。
そして食って寝て起きてすぐの朝食は日本路線限定と思われる照り焼き丼。箸もなくてマフィンが付け合せ、欧州式というかアラブ式というかコレジャナイ感は満載でしたがこれはコレで良かったのかな。
飲み物はティーセレクションを堪能。モロッコ式ミントティーも頼みましたが緑の葉っぱは無かったです。

【機内スタッフ】
自席担当はインド系(?)男性CAでちょっとブキッチョ…寡黙でドライな人と思いきやスープもサービスしてくれたり気前いいなと思う一方で、流れ作業的に皿を片付けようとされたり微妙…。
すぐ後ろにはファーストの機内シェフと乗客の陽気な会話が漏れてきたり適度な格差を感じされる環境。
この日はビジネス後方とエコノミーに日本人クルーも居ましたが世話になることは無かったです。ただ離着陸前後には日本語の放送もありました。

【座席（シート）】
座席は前便A380とほぼ同じ構成のBusiness Studioでやっぱり通路側後ろ向き。ただ通路に近く開放感もあるので個人的には気に入りました。離着陸時以外違和感もありません。
場所はファーストすぐ後ろのAコンパートでCA以外通行人が居ないし、トイレも近いしインボラのくせに結構良い席です。A380に比べ席数も少なく広々としたラウンジもありませんがコレが普通なんです。夜出発の昼到着と前便よりは長いもののその時間は結局9時間程度。食事に睡眠に有効活用できたと思います。夕食後パキスタン上空から翌朝中国の武漢付近まで熟睡できました。

【エンターティメント】
アメニティポーチはリオデジャネイロ版。隣の席の人も同じもので座席ごとなのか便ごとなのかランダムに入っているようです。オーディオビデオはほとんど世話にならず。ですが本来寝る時間なのでこれで正解だと思いました。

【トイレ・洗面台】
LR2ドア前方にビジネス客用。エコノミー用よりもスペースが広く窓もあり昼間は明るいですし、席数が少ないこともあり待たされることも皆無。ちなみに温水便座ではありません。

【機材コンディション】
B787-9初号機でF8席C28席E195席。ビジネスも見た限り満席、ファーストはいつ乗っていつ降りたか分からないところが神々しい。客層はビジネスも若い方が多く、エコノミーは卒業旅行の学生グループが往路以上に目立ちました。
やはり前方は静か、Aコン自体狭いので天井の高さは気づきません。

【空港サービス(NRT)】
出発時に案内されたとおり定刻より40分早着…撮影しているといつもこのくらい早いですのである意味平常運航です。L2ドアのみ開放でビジネスは優先降機もできたのですが、せっかくなのでゆっくり後半で降りました。
入国も自動化ゲートであっという間なので手荷物は少し待ちますがかなりスムーズです。ただ長距離線は早着が多いゆえにバスや列車の事前予約ができないのはね。

【総合評価】
今度は意図せずビジネスクラスでのフライトでしたが長時間にもかかわらずあっという間でした。