AY005 HEL-JFK - フィンエアー(フィンランド航空) 口コミ・評価

航空会社 フィンエアー(フィンランド航空)

2024年04月11日に撮影されたフィンエアー(フィンランド航空)の航空機写真

© A_chanさん

IATA | ICAO
AY | FIN
アライアンス
ワンワールド

搭乗レビュー
AY005 HEL-JFK

航空会社
フィンエアー
便名
AY005
エコノミー
搭乗日
2014/04
路線
ヘルシンキ → JFK(ニューヨーク)
機体記号
OH-LTS
機材
Airbus A330-302X
総評:4
4ッ星
機内食・ドリンク
4ッ星
座席(シート)
4ッ星
機内スタッフサービス
4ッ星
エンターティメント
4ッ星
トイレ・洗面台
4ッ星
機材コンディション
5ッ星
地上サービス
5ッ星
口コミ投稿者
finlanderさん
アクセス数
917
投稿日
2014/09/11

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    出発24時間前のシートマップ。お,空... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    本日の機材はOH-LTS。
  • 写真の種類:座席(シート)
    自席21L。バルクヘッド席です。
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    隣のゲートには乗りたかったOH-LT... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    機内。満席です!
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    離陸直後,フィンランドバルト海沿岸の... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    スウェーデン上空で昼食。
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    昼食時,個人用エンタメ画面にこんなメ... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    メインはマカロニと鶏肉,お野菜でした... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    昼食後のエコBコン。東京線に飛んでく... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    配膳された食事を食べ終えて,お手洗い... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    ノルウェー,ベルゲン上空。フィヨルド... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    エコCコン。今日も大盛況。
  • 写真の種類:ギャレー
    機内最後方のギャレー。アジア路線のそ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    さて仕事!
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    到着前の軽食。このバゲットのほうが昼... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    JFKに到着!AAの773がいたので... 続き

総評

イースター休暇で東南アジアから戻ってきて,中一日でニューヨークへ出張。二日前にバンコク・ヘルシンキ間をビジネスに乗せてくれてワガママを言うようですが,ロングホールフライトはすでに若干食傷気味。ビジネスでもエコノミーでも,狭い機内で長い時間じっとしていないといけないのって結構疲れるときがあります。とあるフィンエアーのクルーも,デッドヘッドはただ座っているだけで退屈で仕方なく,なるべく乗務で飛びたいって言ってましたが,その気持ちが分かるような気がします。

この前日までJFK線にはA330のOH-LTUが運用に就いていて,それに乗ればフィンエアーのワイドボディ機(A340/330)15機に全部搭乗したことになるので,この日も同機が運用に就くことを期待していました。ところがゲートに行ってみると,搭乗機はLTU…の隣に駐機していたLTS。思わずゲートの係員に「今日の機材ってLTSですか??」と確認してしまいました。LTUに乗るのはまた次の機会におあずけとなってしまいました。

アメリカン,ブリティッシュエアウェイズ,イベリアと大西洋の共同事業を行っているフィンエアー。北米方面は2014年4月時点でニューヨークJFKが唯一の自社運航路線で,売り上げも全路線の5%程度とそれほど重きを置いていないぶん,共同事業に参加することによるネットワークの拡大はフィンエアーにとってメリットが大きいようです。共同事業参加後は,参加前に比べて搭乗率および利益が上昇したというデータも報告されています(<a href="http://www.finnairgroup.com/linked/en/sijoittajat/CMD_Greg_Kaldahl_220514_final.pdf">このレポート</a>の15ページ参照)。

イースター休暇明けなので空いてるかな?なんてほのかな期待を抱いていたのですが,チェックイン時には結構あった空席もみるみるうちに埋まり,このフライトもほぼ満席。バルクヘッド席が取れただけでありがたいと思いつつ,約8時間のフライトに臨みます。出発するとすぐに機内食(昼食)が配膳されますが,ヘルシンキ時間で15時すぎなのでなんだかお腹が減ってるんだか減ってないんだかという状態で頂きます。搭乗機のOH-LTSは,ビジネスクラスがAコンだけで,それより後ろが全てエコな297席仕様なので,エコの機内食の配膳およびかたづけに時間がかかります。機内食を食べ終えてお手洗いに行こうとすると,まだクルーはお手洗い周辺の座席で機内食を配膳中。クルーの邪魔にならないよう,移動もなんとなく気を使います。

機内食が下げられて機内の照明が落とされてしばらく,アイスランドはレイキャビク上空を飛行しているあたりでなんとなく暇になってギャレーへ。チョコを買おうとした際,財布の中にまぎれこんでいたマレーシアリンギットをユーロコインと間違えてクルーに手渡してしまい,それを発見したクルーにすごい冷ややかな視線を浴びせられました。まぁそういう視線を向けたくなるのも分かるんだけど,こっちも悪気があってやってるわけじゃないので,あからさまに警戒されるとちょっと凹むなぁ。大西洋路線には少数派のアジア人ということもあって余計警戒されたかな。

座席に戻ってお仕事開始。A340の新造機では各シートの足元に電源ソケットがあるんだけど,A330はそれが2席に1つに減らされてしまったため,座る位置が悪いとソケットにアクセスしづらいのが難点。自分は窓側座席だったのですが,ソケットが運悪く通路側座席の下にあり,そこに座っている人が寝ていたりすると起こすのも気が引けるので,結局ソケットは使わずじまい。まぁ8時間程度のフライトなら大抵の電子機器はバッテリー持ちますが。。。

いつも大西洋路線に乗っていて思うのは,ニューファンドランドからの南下が長い。北米から日本に行くときの「まだアラスカ上空か!」に似た感覚があります。ロシア上空だとそんなに長く感じないのは,慣れなのかなぁ。ケベックに入ったあたりで軽食が振る舞われ,それから1時間半程度で着陸。同じ時間に北米以外から到着する便がないせいか,それともエコ最前列のおかげで比較的早く降機できたことが幸いしてか,入国審査はほとんど並ばずに済みました。降機ゲートでは,アメリカン航空の地上職員がシカゴ,マイアミ,サンフランシスコ行きの乗継ぎ時間が短い乗客をファストトラックのようなものに誘導していました。ここらへん,ワンワールドアライアンスの本領発揮というところでしょうか。

全般的な感想としては,とびぬけていい印象も悪い印象もないごく普通のフライトでした。無事にオンタイムで着いたのでなによりです,なむなむ!

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