航空会社 フィンエアー(フィンランド航空)
- 国
- フィンランド
- IATA | ICAO
- AY | FIN
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.99 [282件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
FSCとLCCの中間的サービスではあるが、よりLCCに近い感じのフライト
- 口コミ投稿者
- HB-JMBさん
搭乗写真
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これがレストランの先にあって分かりに... 続き
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スイスポート社運営のAspire L... 続き
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ヘルシンキ空港24番ゲートに駐機中の... 続き
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24番ゲートの表示。なお、便名を表示... 続き
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24番ゲートにあるモニタ表示
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自席7Cより頭上を撮影。なお読書灯の... 続き
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安全のしおり。A319。記載内容は基... 続き
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安全のしおり裏面。A319用。非常口... 続き
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A319の後方左、ギャレー手前側にあ... 続き
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無料で提供される飲み物のうち、ホット... 続き
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写真では分かりにくいが、独特な形状の... 続き
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座席の背。シートポケットは上方にある... 続き
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降機の待ち時間に慌てて撮影したため、... 続き
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降機の待ち時間で慌てて撮影したため、... 続き
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降機後、プラハ空港ターミナル2(シェ... 続き
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これはプラハ空港ターミナル2の一番手... 続き
総評
利用の経緯:成田からのAY074便からの同日乗継で利用。
【機内食・ドリンク】
暖かいコーヒー・紅茶、フィンエア特製ブルーベリージュースと炭酸なしミネラルウォーターのみ無料。なお、炭酸なしミネラルウォーターが無料でサービスされる旨はホームページでは案内されていない。
上述以外のドリンクとアルコール、食事は有料販売である。北米大陸の機内販売とは異なり現金支払いもできるが、その場合フィンランド航空の本拠地フィンランドの通貨はユーロであるため、機内販売の飲食物を現金で購入したい場合にヘルシンキからの同日乗継でユーロ以外の通貨を使っている国に行く場合(今回のフライトのディスティネーションのチェコ以外では例えばスイス、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク等)には注意。
最近のユナイテッド(乗ったことはないが、アメリカンやデルタなどの他の3大キャリアも?)の国内および北米大陸内路線と類似しているが、無料のドリンクメニューでチョイスできる内容がかなり少ない点が違いである。
2016年夏時点において欧州内路線ではややサービスは劣るが(例えばルフトハンザではアルコールを含めたドリンクサービスは無料なので)、無料ドリンクサービスがあるのでまだよいといえなくもない(例えば、フィンエアーのライバル会社ではどうかといえば、一応FSCとして分類されるSASの欧州内近距離路線でも現在はホットコーヒー、温かい紅茶と炭酸なしミネラルウォーター以外の飲食物は有料販売であることを鑑みれば。なお、SASの欧州内近距離路線では2007年~2008年ぐらいにかけては飲食物はすべて有料販売であったため、その当時と比べればサービス改善といえなくはないが・・・。ちなみにこちらも有力なフィンエアーのライバルNorwegian、日本語通称でノルウェーエアシャトルではLCCだからか現在でも飲食物はすべて有料販売である)
【座席(シート)】
シートポケットが座席上部にある割と新しくて軽量型座席だが、背中と腰のクッションは最近の航空機の座席の中では柔らかくて厚い方で座りごこちはよい(とはいってもエコノミーの座席の中では・・・の話だが)。なお、ビジネスクラスでもエコノミーと座席仕様は同じで中間席をブロックしているタイプの仕様であるため、横方向にはいくらかはゆとりがあるものと思われるが、足回りはそれほど広くはないものと思われる。
【機内スタッフ】
外資系では標準的で、気配りもよくできていたように思われる。短距離路線への乗務が多いものと思われ、サービスの手際もよかった。
【エンターティメント】
日本ではかつて飛んでいた全日空のA321やJAS(現JAL)のMD-90のように頭上から出てくる離着陸時には収納されるタイプの集合モニタのみ。オーディオの類は装備されておらず欧州の近距離路線機では標準的。ただし、時々エアショーの表示があり、離着陸時は一部前方カメラからの映像が出る。
【トイレ・洗面台】
エアバス機特有の問題はなくはないが、清掃状態と機能面は問題ない。ただし、離陸してシートベルト着用サイン消灯後、ドリンクサービスの準備中は後方ギャレーの奥側にあるトイレの前にカートを並べて用意をしているためトイレが1つ使えなくなるため注意。ドリンクサービス準備中はA319のエコノミークラスではトイレが1つしか使えなくなってしまう(前方にもトイレが1つあるが、ビジネスクラス用なので)
【機材コンディション】
特に気がかりな点はないが、機内前方は思ったより音がうるさい印象(機材の音)があった。
【空港サービス】
ヘルシンキ空港は、確かに乗り継ぎに時間がかからずストレスが少ない空港ではあるが、一部搭乗口(自分が使用した24番以外に25番~27番あたりの搭乗口)レストランかカフェを通った先、あるいは奥まったところにあるところがあるので面食らわないように注意。
また、ヘルシンキでは「サイレントエアポート」のポリシーのもと、ラウンジ内を含め、搭乗案内のアナウンスは全館で流れず、ゲート付近のマイクで搭乗口付近でしかアナウンスはされないので乗り遅れには十分注意する必要がある(もちろん前の便の到着遅れでゲート到着がぎりぎりの場合はその限りではないものとは思われるが・・・)
搭乗券には座席番号と旅客の予約ステータスに応じてGroup分けがしてあるが、優先搭乗以外ではGroupはぐじゃぐじゃになっていた点は気になる(もしかすると座席数の少ないA319ゆえかもしれないが・・・)。それゆえ、Group番号の数字が大きい場合、まだ案内がないからといって待ち続けていると機内荷物棚が埋まってしまった・・・ということになりかねないので気を付ける必要がある。エアバスのナローボディー機では標準ではあるが、頭上荷物棚スペースは案外狭いような思われるので・・・。
それ以外に気になる点は見受けられず。
フィンエアの管轄ではないが、空港サービスのことなのでここに記載するが、27番ゲート付近にある階段かエレベーターをあがったところにあるスイスポート社運営のAspire Loungeは快適に過ごせる雰囲気で、モバイル機器用コンセントも設置数はそれなりにあるが、食事メニューがかなり少ない印象である(アルコール、コーヒーマシンおよび基本的なソフトドリンクはあるが・・・)。ホットミールは1つか2つぐらいしかなく、スープ類もない。なお、スカイチーム系航空会社ではビジネスクラス利用者やマイレージ上級顧客はこのラウンジにインビテーションされるものと思われるが、これらの上顧客用には心もとない感じではある(シャワーは1つだけは設置されているようではあるが・・・)
航空会社の管轄外の話ではあるが、プラハ空港では到着して15分ほどでターンテーブルが回り始め、思ったより荷物受取に時間はかからなかったが、荷物カート置き場が分かりにくく、うっかりすると置き場を通り過ぎターンテーブルまで行ってからカートがないことに気付くことになってしまうので注意が必要である。それ以外では特に気になる点は見受けられず(Oversized Baggageのカウンターの横にある。シェンゲン内フライト用ターミナルのターミナル2の場合)
【その他】
国際線航空券に含まれる欧州内区間のフライトであっても有料で座席指定をしないと、LCCのようにランダムに座席が割り当てられ、それはウェブチェックインを行っても座席位置の変更はできないので注意(たまたま通路側になっていたからよかったが、3列席の真ん中と思うとぞっとする次第 笑)。通常の座席(要は非常口座席など足元が広いところでない一般的なという意味)フライトにより600円~1500円程度で、予約の管理欄でクレジットカードによって支払いが可能である。
【総合評価】
有料の座席指定をしておかないとウェブチェックインでも座席が選べないという点には面食らったが(とは言っても日本~ヘルシンキ区間よりはフライトタイムが短いが・・・)。それ以外では欧州内近距離路線ではまあ標準的ではある。FSCだが、欧州内近距離路線のサービスポリシーはLCCに限りなく近いものの、無料の飲み物サービスがある点だけマシといった印象である。
値段と就航地点の組み合わせ(オープンジョーやエアパス、世界一周航空券のようなもので利用の場合)によっては悪くはなく、選択してもよいという印象である。
なお、日本からの国際線航空券の同日乗継で欧州内路線を利用する際であっても座席指定については有料で、フィンエアーのホームページ上で座席指定料金を支払う(決済する)必要があることは気をつける必要がある。
余談だが、ヘルシンキから欧州内の他の主要都市に飛ぶ場合、ヘルシンキとの時差があるところが大変に多いので、ヘルシンキ乗継時に時計のセットを間違って(正しくは夏時間でUTC+3,冬時間ならUTC+2)乗り遅れをしないように気を付ける必要がある。
【機内食・ドリンク】
暖かいコーヒー・紅茶、フィンエア特製ブルーベリージュースと炭酸なしミネラルウォーターのみ無料。なお、炭酸なしミネラルウォーターが無料でサービスされる旨はホームページでは案内されていない。
上述以外のドリンクとアルコール、食事は有料販売である。北米大陸の機内販売とは異なり現金支払いもできるが、その場合フィンランド航空の本拠地フィンランドの通貨はユーロであるため、機内販売の飲食物を現金で購入したい場合にヘルシンキからの同日乗継でユーロ以外の通貨を使っている国に行く場合(今回のフライトのディスティネーションのチェコ以外では例えばスイス、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク等)には注意。
最近のユナイテッド(乗ったことはないが、アメリカンやデルタなどの他の3大キャリアも?)の国内および北米大陸内路線と類似しているが、無料のドリンクメニューでチョイスできる内容がかなり少ない点が違いである。
2016年夏時点において欧州内路線ではややサービスは劣るが(例えばルフトハンザではアルコールを含めたドリンクサービスは無料なので)、無料ドリンクサービスがあるのでまだよいといえなくもない(例えば、フィンエアーのライバル会社ではどうかといえば、一応FSCとして分類されるSASの欧州内近距離路線でも現在はホットコーヒー、温かい紅茶と炭酸なしミネラルウォーター以外の飲食物は有料販売であることを鑑みれば。なお、SASの欧州内近距離路線では2007年~2008年ぐらいにかけては飲食物はすべて有料販売であったため、その当時と比べればサービス改善といえなくはないが・・・。ちなみにこちらも有力なフィンエアーのライバルNorwegian、日本語通称でノルウェーエアシャトルではLCCだからか現在でも飲食物はすべて有料販売である)
【座席(シート)】
シートポケットが座席上部にある割と新しくて軽量型座席だが、背中と腰のクッションは最近の航空機の座席の中では柔らかくて厚い方で座りごこちはよい(とはいってもエコノミーの座席の中では・・・の話だが)。なお、ビジネスクラスでもエコノミーと座席仕様は同じで中間席をブロックしているタイプの仕様であるため、横方向にはいくらかはゆとりがあるものと思われるが、足回りはそれほど広くはないものと思われる。
【機内スタッフ】
外資系では標準的で、気配りもよくできていたように思われる。短距離路線への乗務が多いものと思われ、サービスの手際もよかった。
【エンターティメント】
日本ではかつて飛んでいた全日空のA321やJAS(現JAL)のMD-90のように頭上から出てくる離着陸時には収納されるタイプの集合モニタのみ。オーディオの類は装備されておらず欧州の近距離路線機では標準的。ただし、時々エアショーの表示があり、離着陸時は一部前方カメラからの映像が出る。
【トイレ・洗面台】
エアバス機特有の問題はなくはないが、清掃状態と機能面は問題ない。ただし、離陸してシートベルト着用サイン消灯後、ドリンクサービスの準備中は後方ギャレーの奥側にあるトイレの前にカートを並べて用意をしているためトイレが1つ使えなくなるため注意。ドリンクサービス準備中はA319のエコノミークラスではトイレが1つしか使えなくなってしまう(前方にもトイレが1つあるが、ビジネスクラス用なので)
【機材コンディション】
特に気がかりな点はないが、機内前方は思ったより音がうるさい印象(機材の音)があった。
【空港サービス】
ヘルシンキ空港は、確かに乗り継ぎに時間がかからずストレスが少ない空港ではあるが、一部搭乗口(自分が使用した24番以外に25番~27番あたりの搭乗口)レストランかカフェを通った先、あるいは奥まったところにあるところがあるので面食らわないように注意。
また、ヘルシンキでは「サイレントエアポート」のポリシーのもと、ラウンジ内を含め、搭乗案内のアナウンスは全館で流れず、ゲート付近のマイクで搭乗口付近でしかアナウンスはされないので乗り遅れには十分注意する必要がある(もちろん前の便の到着遅れでゲート到着がぎりぎりの場合はその限りではないものとは思われるが・・・)
搭乗券には座席番号と旅客の予約ステータスに応じてGroup分けがしてあるが、優先搭乗以外ではGroupはぐじゃぐじゃになっていた点は気になる(もしかすると座席数の少ないA319ゆえかもしれないが・・・)。それゆえ、Group番号の数字が大きい場合、まだ案内がないからといって待ち続けていると機内荷物棚が埋まってしまった・・・ということになりかねないので気を付ける必要がある。エアバスのナローボディー機では標準ではあるが、頭上荷物棚スペースは案外狭いような思われるので・・・。
それ以外に気になる点は見受けられず。
フィンエアの管轄ではないが、空港サービスのことなのでここに記載するが、27番ゲート付近にある階段かエレベーターをあがったところにあるスイスポート社運営のAspire Loungeは快適に過ごせる雰囲気で、モバイル機器用コンセントも設置数はそれなりにあるが、食事メニューがかなり少ない印象である(アルコール、コーヒーマシンおよび基本的なソフトドリンクはあるが・・・)。ホットミールは1つか2つぐらいしかなく、スープ類もない。なお、スカイチーム系航空会社ではビジネスクラス利用者やマイレージ上級顧客はこのラウンジにインビテーションされるものと思われるが、これらの上顧客用には心もとない感じではある(シャワーは1つだけは設置されているようではあるが・・・)
航空会社の管轄外の話ではあるが、プラハ空港では到着して15分ほどでターンテーブルが回り始め、思ったより荷物受取に時間はかからなかったが、荷物カート置き場が分かりにくく、うっかりすると置き場を通り過ぎターンテーブルまで行ってからカートがないことに気付くことになってしまうので注意が必要である。それ以外では特に気になる点は見受けられず(Oversized Baggageのカウンターの横にある。シェンゲン内フライト用ターミナルのターミナル2の場合)
【その他】
国際線航空券に含まれる欧州内区間のフライトであっても有料で座席指定をしないと、LCCのようにランダムに座席が割り当てられ、それはウェブチェックインを行っても座席位置の変更はできないので注意(たまたま通路側になっていたからよかったが、3列席の真ん中と思うとぞっとする次第 笑)。通常の座席(要は非常口座席など足元が広いところでない一般的なという意味)フライトにより600円~1500円程度で、予約の管理欄でクレジットカードによって支払いが可能である。
【総合評価】
有料の座席指定をしておかないとウェブチェックインでも座席が選べないという点には面食らったが(とは言っても日本~ヘルシンキ区間よりはフライトタイムが短いが・・・)。それ以外では欧州内近距離路線ではまあ標準的ではある。FSCだが、欧州内近距離路線のサービスポリシーはLCCに限りなく近いものの、無料の飲み物サービスがある点だけマシといった印象である。
値段と就航地点の組み合わせ(オープンジョーやエアパス、世界一周航空券のようなもので利用の場合)によっては悪くはなく、選択してもよいという印象である。
なお、日本からの国際線航空券の同日乗継で欧州内路線を利用する際であっても座席指定については有料で、フィンエアーのホームページ上で座席指定料金を支払う(決済する)必要があることは気をつける必要がある。
余談だが、ヘルシンキから欧州内の他の主要都市に飛ぶ場合、ヘルシンキとの時差があるところが大変に多いので、ヘルシンキ乗継時に時計のセットを間違って(正しくは夏時間でUTC+3,冬時間ならUTC+2)乗り遅れをしないように気を付ける必要がある。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 7C
- 搭乗クラス
- Y
- 出発予定時刻
- 1735LT
- 搭乗時刻
- 1717LT
- 出発時刻
- 1735LT
- 飛行高度
- FL380
- 到着予定時刻
- 1845LT
- 到着時刻
- 1847LT
- 予定飛行時間
- 2+00
- 出発ゲート・スポット
- 24
- 離陸滑走路
- 22R
- 離陸時刻
- 1746LT
- 到着ゲート・スポット
- Spot27
- 着陸滑走路
- 24
- 着陸時刻
- 1841LT
- メモ
- HEL=UTC+3 PRG=UTC+2 プラハはスポット番号とゲート番号は異なるが、このスポットはボーディングブリッジあり。ヘルシンキはゲート番号とスポット番号は同じ
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